こんにちは。
猫の下僕です。
みなさんは、卵を食べたほうがいいと
教わって育ちましたか？
それとも、一日二個以上食べると脳梗塞
などの危険があると脅されて生きてきま
したか？
身近すぎる食材ゆえ、様々な噂が飛び
交っています。
本当は、食べていいのだそうですよ。
じゃあ具体的に、何個までOKなのでしょうか。
目次
1日何個まで？
2017年における最新の研究では、
1日3個がベストだとされています。
朝昼夜で合計3個ということですね。
メニュー例
朝はスクランブルエッグ
昼はお弁当に卵焼き
夜はたまごかけごはんなど
朝の忙しい時間にお弁当を作るのは
大変ですが、卵焼きならささっと
作れてしまいますよね。
それなりにお弁当箱の隙間を埋める
ことができるので、毎回入れられる
のは弁当作りが楽になりますね。
卵2個使って朝昼兼用という手で
さらなる時短も可能です。
卵は完全栄養食？
落ち着いて考えれば、ひよこは栄養を
摂取せずに卵の状態から産まれてきます。
そう考えると、生命誕生の最も安定した
栄養が必要な時期を、卵の中で完結でき
ているという時点で卵が危険な食べ物
であるはずがないのです。
卵だけでひよこが産まれてこれるなら
完全栄養食と言っても過言ではありませんね。
具体的な栄養素としては、
タンパク質
カルシウム（牛乳の1.5倍）
鉄分（ほうれん草の2倍）
ビタミン
ミネラル
必須アミノ酸
といった人間にとって重要な栄養素が
たくさん含まれています。
特に必須アミノ酸は体内で作ることが
できず、外から摂取する必要がある
栄養素です。
とはいえ卵にも足りないものがある
完全栄養食に見える卵ですが、実は
含まれていない栄養素が存在します。
それは、
ビタミンC
食物繊維
この2つです。
この2つの栄養素も、健康のために
取らなくてはならない栄養素です。
野菜や果物などから摂取するように
しましょう。
でも卵ってコレステロールの塊でしょ？
そもそも、多くの人がコレステロール
自体が悪者だという誤解をしています。
コレステロールは人間にとってなくては
ならない要素の一つです。
コレステロールは脂質の一種で、脂肪の
燃焼に必要な栄養素でもあります。
コレステロールが減るとどうなるの？
寿命が縮みます。
具体的には、免疫力の低下による各種
病気の発症の可能性が上がります。
また、ガンや脳卒中の発生リスクも
高まります。
脳卒中は、高コレスレロールの代名詞と
思われがちですが、実際には高い状態
だけでなく、低コレステロールでもリスクが
あります。
当然、高コレステロールも危険
心疾患はコレステロールが高ければ
高いほど発症リスクが高まります。
心疾患とは、主に狭心症や心筋梗塞
など、心臓周りの病気です。
心臓の病気は命に関わります。
そのため、高コレステロールが危険だと
いうことが強調されすぎているので
しょう。
【NG】よし、じゃあとりあえず今晩から3個ずつ行くか！
これまで、卵の大量摂取は危険と信じて
制限してきた方、いきなり3個に増やす
というのは危険なようです。
これまで週1以下だった方は、段階的に
増やしていきましょう。
最初の月は1日1個程度。
翌月は1日2個程度。
3ヶ月目から、3個に増やしましょう。
4個以上食べたら危険？
卵を大量に食べることによる
病気になるリスクはありません。
しかし、別の方面での危険があります。
それは・・・「カロリー」です。
卵1個約120kcalです。
完全栄養食だからといって必要以上に
食べてカロリーを消費できないと、
大変なことになりますので注意してください。
卵を食べてはいけない病気
まず、当然ですが卵アレルギーの方。
書く必要もないほど当然の話ですね。
そして、糖尿病の方。
残念ですが、1日1個食べると心臓病の
リスクが2倍に跳ね上がります。
同様に、心臓病の方も避けたほうがいい
とされています。
そのほか、持病がある方は必ず医師に
相談してください。
当サイトを含め、ネット上のニュースは
できるだけ正しい知識を記載するように
していますが、専門家の生の意見以上に
正確な情報にはできません。
心配な方は必ず専門家に意見を聞きましょう。
最後に
完全栄養食で美味な卵。
1日1個以下に制限していた方、安心して
食べられますよ！
※病気の方を除きます