NHKドラマ「ディア・ペイシェント」の主人公・真野千晶を演じる女優は誰でしょうか。
このドラマは医療モノですがこれまでの医療ドラマとはちょっと違う視点で描かれています。
具体的に言えば、モンスター患者を相手に日々苦労している姿が描かれています。
偶然にも現実では世界的に感染症が蔓延しています。
多くの一般人がモンスター患者予備軍のような状態になっています。
※私も原作書籍を読むまで自分自身も医者にとって問題のある行動をしていることに気付いていませんでした
このドラマを通して医者と患者の間のストレスが少しでも減ることを願っています。
主人公の真野千晶はストーカーまがいの患者に付きまとわれるも、病院の「患者ファースト」の指針により邪険にできず苦しんでいます。
演じている女優や原作のネタバレなどを紹介しますのでご覧ください。
ネタバレは記事後半のみです。
苦手な方は前半でお引き返しください。
真野千晶役の女優は誰?
貫地谷しほりです。
最近では大ヒットした「テセウスの船」で主人公・田村シンの姉を演じましたね。
過去には朝ドラ「ちりとてちん」で主人公を務め、さらに2019年の「なつぞら」にも登場しました。
大河ドラマでは「風林火山」「龍馬伝」「八重の桜」「おんな城主 直虎」の4作品に出演しています。
プロフィール
名前:貫地谷しほり(かんじやしほり)
生年月日:1985年12月12日(34歳)
出身地:東京都荒川区
身長:156cm
血液型:A型
事務所:ABP inc.
真野千晶とは
佐々井記念病院に務める内科医です。
半年前までは大学病院に勤めていましたが、患者ファーストを謳う佐々井記念病院に移ってきました。
しかしこの患者ファーストは日に日に過激になっていき、銀行員出身の事務長の「患者第一主義」によって患者様に逆らえない日々が続いています。
原作での様子
ここからは原作小説を基にした記述が含まれます。
ネタバレになる可能性が高いのでお気を付けください。
真野千晶の専門は消化器です。
ですが佐々井記念病院では徹底的なコスト削減が行われているため、医師の数もギリギリです。
そのため専門ではない患者を診ることもあります。
元々患者を大切にする気持ちが強く、多少問題のある言動をする患者であっても「悪気はないはず」と自分に言い聞かせています。
医師の数が少ないため、一日で50人を超える患者を診る必要があります。
診察時間は3時間なので1人あたり3分半程度で見る必要があります。
ですが生来の相手の立場になって考える優しい性格が災いし、いつも時間をかけて診察してしまうため昼休みなどが削られています。
にもかかわらず、患者は「病院に来ればたちどころに完治して当然」という横柄な態度のことが多いです。
ヤバイ患者さん
自分の症状をきちんと説明しなかったり、飲み終わっているはずの薬が大量に余っていたり、診察をせずに薬だけもらおうとしたりという自分勝手な患者がとても多いです。
現実でも「ネットで見た」と言って医師の診断や処方を無視する人が多いですよね。
ストーカー・座間敦
座間敦という男性からストーカー被害を受けています。
しかも当初はなんと佐々井記念病院の患者ですらありませんでした。
にもかかわらず真野千晶の勤務時間を把握しており、夜勤中にまで現れたりします。
さらには真野千晶の父が亡くなって休んでいるタイミングではなぜか病院に姿を現しませんでした。
真野千晶は昼の食事の代金を(半ば強引に)座間敦に払われたことがあります。
佐々井記念病院では患者から何かもらったりすることは禁止されており、この昼食の代金が真野千晶にとって負い目となっていました。
そして座間敦が患者としてやってきた際には、「薬を失くした」と言い出す座間敦の言いなりになってどんどん薬を処方してしまうようになります。
山梨の診療所
真野千晶の父は山梨で個人診療所を開いています。
妹からは「いつ戻ってくるのか」と何度も催促されていますが、なかなか踏ん切りがつかずにいるようです。
父としては、現状で戻ってくるよりもしっかりと経験を積んで一人前になれるように頑張ってほしいと考えています。
最後に
NHKドラマ「ディア・ペイシェント」の主人公・真野千晶を演じる女優は貫地谷しほりです。
「テセウスの船」では田村シンの姉を演じていましたよね。
このドラマでは患者を大切に想う医者を演じますが、日々押し寄せるクレーマー患者に苦しんでいます。
クレイジーな患者がたくさん登場しますが、中には自分も知らず知らずのうちに似たようなことをしてしまっているというような患者もいます。
このドラマを通して自分自身の行動が変わる人が増えるといいですね。