NHKドラマ「ディア・ペイシェント」に登場する警備員に蓮見勇夫を演じる俳優は誰でしょうか。
蓮見勇夫は元神奈川県警のマル暴という設定です。
演じる俳優は普通にしていると優しそうな外見ですが...
当記事後半は原作小説を基に記述しています。
一部ネタバレがありますのでご注意ください。
目次 [閉じる]
警備員・蓮見勇夫(はすみいさお)を演じる俳優は誰?
平田満です。
早稲田大学の学生劇団「劇団暫」に入団したことが俳優としてのスタートです。
この劇団には後に結婚する井上加奈子も所属していました。
ちなみに若い頃には第1シリーズの「北の国から」で警官役を演じています。
最近では「知らなくていいコト」や「アライブ がん専門医のカルテ」などに出演しました。
プロフィール
名前:平田満(ひらたみつる)
生年月日:1953年11月2日(66歳)
出身地:愛知県豊橋市
身長:169cm
血液型:AB型
事務所:アルファエージェンシー
佐々井記念病院の警備員
蓮見勇夫は佐々井記念病院の警備員です。
元神奈川県警でマル暴の刑事でした。
今でも警察とのパイプは残っており、刑事としての勘はまだ鈍っていません。
原作での警備員
ここからは原作小説を基に記述しています。
一部ネタバレが含まれますのでお気を付けください。
頼りなさそうだけど頼りになる
外見はやや頼りないですが、元刑事というだけあり緊急事態になったときの対応は冷静です。
※原作では白髪交じりのパンチパーマ
「患者ファースト」を謳う佐々井記念病院では医師がモンスター患者相手に強く言うことは許されておらず、困った状況になったときにはどこからともなく現れて手助けしてくれます。
元刑事の警備員と聞くと力でねじ伏せるようなイメージがありますが、蓮見警備員は殴り合いどころか警察への通報すら滅多にしません。
融通の利かないカタブツとは異なり、たとえば夜に酔っ払いがお金を払わずに帰ってしまった際などには、その患者のスマホを「落ちそうだったから保管していました」といつの間にか確保していたりします。
警備員とカネゴン
カネゴンこと金田先生は女性患者から刺されます。
その際に助けに入ったのも蓮見警備員です。
普段は通報はしませんが、このときばかりは通報しパトカーが来る騒動となりました。
なお金田先生は肝臓に達する直前までの深い傷を受けますが、場所が病院だったことも幸いし命に別状はありませんでした。
とはいえ全治3か月ということで診療できる状況ではなくなります。
警備員の最後
蓮見警備員は、ラスト付近で佐々井記念病院を辞めて母の介護のために実家に戻ります。
実家は徳島県で、過疎化の進んだ高齢者だらけの町なので介護サービスを受けるのもままならないようです。
名探偵蓮見勇夫
蓮見は警備員最後の日に、真野千晶に座間の行動についての推理を伝えています。
なぜ座間がストーカーをしたのかだけでなく、一貫性のない不気味な行動のルールを言い当てています。
このとき蓮見勇夫が真野千晶に伝えたかったのは、「座間は真野千晶に悪意を持っていたわけではない」というものです。
「真野千晶は患者から悪意や憎悪を向けられるような人じゃない」
元刑事の名探偵蓮見勇夫が見つけた真実は真野千晶の心を救うものでした。
最後に
NHKドラマ「ディア・ペイシェント」に登場する警備員の蓮見勇夫を演じるのは平田満です。
原作小説では出番は多くないものの、重要なポイントで登場するキーパーソンです。
個人的には最後に真野千晶を救った推理のシーンが好きです。
ドラマ版でもこのシーンがあるといいですね。