中学聖日記が超展開ですね。
原作漫画から大きくかけ離れたストーリーと
なっていますが少々理解するのが難しい
展開です。
第8話では黒岩晶がまさかの下宿先を
家出という暴挙にでました。
しかもなぜか聖が突如すべてをなげうって
くっついてきました。
余計なカップルの話なんてしてないで
もっと聖がなぜ黒岩を未だに忘れられない
のか深堀りしたほうがよかったような
気がしますね。
黒岩、下宿先を家出する
実家で家出はよく聞きますが下宿先を
家出というのはなかなか聞かない行動
ですね。
大人になるから(笑)
中学3年生の聖と離れ離れになったあの日、
黒岩晶は車で連れて行かれる聖に向かって
大人になるから!
と叫んでいました。
そしてそれから3年後。
黒岩くんは下宿先を家出しました。
「家出」というのは子供だからこそ
成り立つ行動ですよね。
自分で生計を立てる場合は家出ではなく
普通に「一人暮らしする」といいます。
あのとき聖先生に誓ったあの言葉は
どうなってしまったのでしょうか。
黒岩、小学校に電話する
散々拒絶されたのに性懲りもなく聖の
勤める小学校に電話をかけています。
まるで最期かのような語り口調で
「心配してほしい」という思いが
透けています。
家出する際に好きな人・大切な人に
電話をするのは実際に子供のころに
家出の経験がある人は共感できるかも
しれませんね。
聖先生、すべてを投げうって黒岩のもとへ
超展開すぎますよね。
つい数日前まで教師を続けるために
黒岩を拒絶しており、前に進むために
過去の黒岩との関係を保護者にカミング
アウトまでしました。
あの意気込みは一体なんだったのでしょうか。
結局、聖にとって教師とはその程度の
ものなのでしょうね。
聖、無賃乗車する
黒岩を追いかけた聖は出発直前のフェリーに
乗り込んでいる黒岩を目撃します。
そしてそのまま自分自身もフェリーへ。
無賃乗車(無賃乗船?)ですね。
フェリーに乗る機会があまりないので
よくわかりませんが私が乗ったことの
あるフェリーは事前にチケットを購入
するタイプばかりです。
勝手に乗り込んでチケットを後払い
することはできるのでしょうか。
恋したら頭のネジふっとぶような女
彩乃の母親が聖に言い放った言葉ですが
今回の行動はまさにこのセリフがばっちり
当てはまっていますね。
教師をどうしても続けたいはずの聖が
恋する相手(?)のもとへすべてを投げ
うってかけつけ、挙句無賃乗船です。
子供の黒岩はまだわかります。
そもそも黒岩は徹頭徹尾「聖大好き」
という姿勢を崩していませんでしたし。
聖は一体どういう思考回路をしている
のでしょうか。
「本気の恋」をすればわかるのでしょうか。
最後に
「大人になるから!」と誓った黒岩くんが
家出しました。
「家出」という単語からはとてつもない
子供っぽさがにじみ出てきますね。
黒岩くんは「自分で責任を取る」と何度も
言っていますが実際には学校も休みがちで
バイトも無断欠勤が多いようです。
自分で責任を取れない子供が家出をした
という高校3年生にしては未熟すぎる
恥ずかしいことになっています。
さらに恥ずかしいことになんとしても
教師を続けたかったはずの聖が無賃乗船
してまで黒岩についていきました。
彩乃の母が言っていた「恋したら頭のネジ
ふっとぶ女」というのは正しかった
ようですね。