日テレドラマ「向かいのバズる家族」が
最終回を迎えました。
一度はバラバラになった家族ですが
最終的には「再結成」し、以前のような
日々を過ごしています。
大円団風に描かれていますが個人的には
再結成時の生配信の意味が分かりません
でした。
あかりのSOS
あかりはtonight_starの話を聞き、
自宅へ戻ります。
イマジナリーフレンド的存在である
ナマハゲチョップとの対話の後、
自分のSNSに家族写真をアップします。
これはどうやらあかりのSOSだった
ようです。
私は第1話から最終話まで全て視聴
していますがこれがSOSだとは
気付きませんでした。
即座に気付き応援する周囲の人々
薪人の教え子は勉強中のはずが即座に
あかりのSNSに気付きます。
父の部下たちは「帰ってあげてください!」
と必死に説得を始めます。
これまでどちらかというと煽る側の
立場だったような気がするのですが。
母はオフ会中でしたが伊勢谷伸が
あかりのSNSを見せて「母親としての
ひなこさんが好きです」と言い出し、
「帰れコール」を始めます。
あかり、家族にカミングアウト
あかりは帰ってきた家族に自分が
ナマハゲチョップであることをカミング
アウトします。
それに対し家族は生配信を提案します。
全世界にカミングアウト 必要か?
生配信はなんと10万人の視聴者が集まって
います。
そんな中、あかりは自分がナマハゲチョップ
であることをカミングアウトしました。
これは必要なことだったのでしょうか。
私は自分の全てをさらけ出すことは
必ずしも正しいことだとは思いません。
「隠し事」と表現したら良いイメージは
ありませんが、ナマハゲチョップなどは
隠し事というより「言わなくてもいいこと」
ではないでしょうか。
人にはたくさんの顔があることは
大人になれば誰でも知っています。
そしてその中には知らなくても不都合が
ないことがたくさんあります。
たとえば、家族の性的な嗜好を知る必要は
ありません。
両親の元カレ・元カノの情報なども
知らなくても不都合はありません。
長い人生には「黒歴史」と呼ばれるような
恥ずかしいことがたくさんあるはずです。
それらは知られたくないですし
語らなくても不都合はありません。
同様にナマハゲチョップの正体も人に
言う必要はなかったはずです。
もし私が家族から仮面をしたYouTuberだと
カミングアウトされても「あーそう」
としか答えられません。
反応に困るので黙っていてほしいです。
最後に
日テレドラマ「向かいのバズる家族」が
最終回を迎えましたが結局何が言いたい
のかわかりませんでした。
あかりはナマハゲチョップを生配信で
全世界にカミングアウトしましたが
何の意味があったのでしょうか。
家族がなぜあれだけ壊れた状況から
一気に改善されたのかもイマイチ
わかりません。
SNSをテーマにしたドラマという
着眼点は面白そうでしたが最後の最後まで
よくわからないまま終わってしまいました。