TBSドラマ「4分間のマリーゴールド」第5話では衝撃の方法で沙羅が自分の余命を知りました。
あんまりな方法にネットがざわめきましたね。
一部の方は「実はサイコホラーな結末が用意されているのでは?」と予想しており、とんでもない行動はその伏線なのではとしていました。
私はご都合主義な物語よりサイコホラー系の物語が好きなのでそのパターンも見てみたいです。
クレイジーすぎる余命宣告
第4話までに藍には自分の能力を、そしてレン兄には沙羅の余命を伝えていました。
そして第5話ではレン兄の職場の先輩である原田さんの奥さんが亡くなり、「本当のことを伝えておくべきだった」と後悔したことがきっかけでミコトも沙羅に余命宣告をすることにしました。
ただしレン兄や藍にはそのことを一切伝えないまま、自室の押し入れに沙羅を隠した状態で二人に沙羅の余命を再確認するというクレイジーな方法を取りました。
聞こえた・・・?
淡々と喋るこのセリフに背筋がゾクっとした方も多いのではないでしょうか。
なぜ沙羅が押し入れにいたのかが説明されておらず、事前に大切な話を聞かせると伝えていたのかわかりません。
ですがミコトが子供の頃に作った珍妙なおもちゃを手にしているところを見ると、自分の余命宣告に対する心構えができていたとは思えません。
「レン兄や藍の気持ちはわかった」とは言ったものの、気持ちの整理はできず自室に引きこもってしまいました。
伝え方ってもんがあんだろ
レン兄も怒っていましたが、よりによってあんな方法で伝えることはないですよね。
「自分の余命を知る」というのはとてつもない恐怖です。
死刑囚ですら最期の日はギリギリまで知らされません。
病人も多くの場合は本人には知らせずまずは家族に話し、確認を取った上で患者の心を最大限ケアしつつ伝えるはずです。
あんな不意打ちのような形で伝えるのは誠実さの欠片も感じられませんね。
私だったら気が触れてとんでもな行動に走りそうです。
なぜか素直に受け入れる沙羅
「手を合わせたら相手の最期がわかる」というのはフィクションの世界の特殊能力です。
原作は漫画ですしドラマもフィクションではありますが、リアルな描写をしている世界でトンデモ設定を打ち明けられてよく素直に信じられますよね。
レン兄のように「ふざけている」と感じるのが自然です。
特に沙羅は突然「自分があと1年で死ぬ」と知らされたのです。
まずは「なぜ?」と思うはずです。
レン兄のように実際の場面を目撃しなければ信じられないのではないでしょうか。
聞かされた直後こそややパニックになっていたものの、翌日には自分の命日になる日に赤ペンで花丸を描くほど明るく振る舞っています。
ほぼ確実に虚勢でしょうが、余命1年でここまで落ち着いていられるのは信じがたいですね。
最後に
TBSドラマ「4分間のマリーゴールド」の第5話では沙羅が自分の余命をクレイジーな方法で知りました。
ミコトはなぜあんな方法を取ったのでしょうね。
沙羅もよく取り乱したりせず明るく振る舞えますよね。
最期がはっきりしており刻一刻と迫ってくるというのは尋常ではない恐怖です。
正気でいられるのはすごいですね。