日テレドラマ「3年A組-今から皆さんは
人質です-」が放送されはじめています。
教室もの、教師がサイコパス(?)、
極限状態というジャンルはファンが多く
放送前から期待している方もたくさん
いました。
が、いざ始まってみると冒頭から人質である
生徒がかわいそうに見えないクズだったり
ギャグなのか判断しにくい先生たちの
ダンスがあったりとがっかりな第1話と
なっていました。
果たして本当に期待はずれな作品となって
しまうのでしょうか。
正直、私も第1話は思っていたのと違い
ました。
ですがまだ判断は早いです。
せめて3話くらいまで見てみましょう。
3年A組は期待はずれ?
教師が生徒全員を人質にとり、半年前に
亡くなった生徒の真相に迫るという
触れ込みで始まった本ドラマ。
教師が聖職者ではなくサイコパス的
犯罪者であるという点などが注目されて
いました。
期待はずれ要因1
職員室では不思議なダンスを踊って
いました。
ラジオ体操ではない創作ダンスの
ようです。
視聴者の中にはギャグだと判断した
人が多いようでした。
「寒い」「狙いすぎ」という声が
多かったです。
今の高校の先生は毎日実際に踊って
いるのでしょうか。
少なくとも私の時代の先生はダンスは
していませんでした。
ストーリーとは無関係にギャグとして
入れたのだとしたら私もちょっと
このシーンだけ早送りしたいです。
期待はずれ要因2
生徒が先生をイジメていたり、
亡くなった生徒を根も葉もない噂を
信じ込んでイジメていたりと残念
すぎる底辺高校です。
冒頭では太った女子生徒が教師の運ぶ
ダンボールに体当たりして崩した上
ヘラヘラしたまま直さずに立ち去ったり
水泳の全国大会で優勝するほどの
クラスメイトのたいした根拠もない
ドーピング疑惑を信じ込んでいじめたり。
人質である生徒に感情移入できるほど
かわいそうに思えず、スリルもあまり
ありません。
悪の経典の劣化版?
教師がサイコパスで自分のクラスの
生徒をターゲットにした映画に
「悪の経典」とう映画があります。
はすみん(演・伊藤英明)という生徒に
人気な教師という表の面と子供の頃から
他者を理解できないサイコパスという
キャラクターが魅力的で今でも人気の
映画となっています。
「3年A組」はこの「悪の経典」と似た
シチュエーション(教師が犯人でターゲットに
クラスメイトを選んでいる点)のため
比較されています。
映画では序盤にはすみんの異常性を上手く
描いていましたが本ドラマのフッキー
(柊一颯)はそれと比較するとどうしても
見劣りします。
映画と地上波ドラマでできることに差が
ありますし、ある程度は仕方がない
のかもしれません。
1話切り多発?
SNSなどでは第1話放送中の時点で
すでに「2話は見ないかな」などと
継続視聴しないことを宣言する方が
多発していました。
判断が早すぎる!!
たしかにこのドラマは放送前の期待値が
かなり高いものでした。
聖職者である教師が犯人で生徒を教室内に
監禁するというセンセーショナルな設定は
聞いただけで気になりますよね。
その期待値を第1話が上回れなかったのは
事実かもしれません。
ですがせめて3話くらいまで見てみましょう。
最初の1話で判断するにはあまりにも
情報が足りなさ過ぎます。
生徒が亡くなった理由だけでなく
3年A組は複雑な事情が絡み合っている
という情報もあります。
回を重ねるごとに面白くなってくる
かもしれませんよ!
最後に
日テレドラマ「3年A組-今から皆さんは
人質です-」が始まりましたが設定を
活かしきれていなかったり過去の名作と
比較されたりして期待はずれのレッテルを
貼られてしまっています。
正直、私も第1話時点では最後まで視聴
できるか不安な気持ちが大きくなりました。
ですがまだまだ謎だらけの状況です。
出演者に嫌いな人がいたり、演技がどうしても
受け付けないというのっぴきならない事情が
あるのであれば別ですが、せめてストーリーの
方向性が見えるまで視聴してから駄作かどうか
判断しましょう。
もしかしたらサイコホラー系ではなく
あるまじき純愛物語かもしれませんよ!
たぶん違いますけど(笑)
※
本文にはサイコパス・サイコホラーなどの
単語を用いていますが、厳密な定義からは
外れているかと思います。
これは○○じゃない!と怒らず、なんとなく
意味を察していただければ幸いです。