青山学院大学の箱根駅伝といえば毎年
絶対的エースが存在しました。
２年前の2017年には一色恭志、
１年前の2018年は田村和希・下田裕太が
いました。
しかし2019年の箱根駅伝には彼らは
いません。
それでも青山学院は「今年が最速」との
声まで囁かれています。
2018-2019シーズンも強すぎる青山学院大学
今シーズン、出雲駅伝と全日本大学駅伝を
優勝した青山学院大学は２度目の３冠に
王手をかけています。
箱根駅伝単独では2015年の初優勝以来
４年連続で優勝し続けています。
主将は誰？
４年生の森田歩希です。
前回は3年生ながら2区で区間賞を
獲得しています。
成績だけでいえば森田歩希はエースと
呼ばれてもおかしくないレベルです。
実際、雑誌等によっては森田歩希を
エースと表現しているところもあります。
森田歩希がエースと呼ばれない理由
森田に問題があるのではなく、他の
メンバーが森田と同クラスの実力を
持っているというのがエースと呼ばれない
理由のようです。
青山学院は選手層が厚く、１校で
２チーム作れると言われるほどです。
箱根に出場している選手はほぼ全員
他校にいけば絶対的エースとなり得る
人財です。
エース不在ではなくエース不要
青山学院にはエースが不在なのではなく
エースが不要ということなのかもしれません。
誰かに頼ることなく全員が非常に高いレベルで
走れるため際立って目立つ選手がいないと
いうことですね。
注目選手
青山学院大学の注目選手を紹介します。
３年生・鈴木塁人（すずきたかと）。
１年の頃にも箱根駅伝にエントリー
されていました。
実際に走ったのは前回2018年の箱根が
初ですが今シーズンは出雲で二区区間賞
全日本大学江貴殿でも三区で３位と
好成績を残しています。
４年生・小野田勇次（おのだゆうじ）。
１年生の頃から箱根に出場しており
３年連続６区を走っています。
今回も６区がほぼ確実視されています。
最後に
箱根５連覇、２度目の大学駅伝３冠に
王手をかけている絶対王者・青山学院。
「１校で２チーム作れる」と言われる
ほどのこの大学にエースは不要なのかも
しれません。
全員がトップクラスの実力を持つ
青山学院は来年以降も極端に実力が
落ちることはないでしょう。
当分の間箱根連覇が続くという可能性も
ありそうです。