政治

渡部昇一氏は右翼?保守派評論家なのに英語学者!トンデモエピソードの数々とは!

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こんにちは、猫の下僕です。

 

日本の言論史における重鎮がまた一人、

表舞台から姿を消しました。

 

保守派の評論家として、産経新聞正論メンバー

などとして活躍しました。

 

思い出されるのは、慰安婦問題の件で

朝日新聞に対する集団訴訟の指揮など。

 

生前は歯に衣着せぬ物言いで、様々な

エピソードを残しました。

 

その一部を見てみましょう。

 

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関連:渡部昇一氏には別名を使っていた時期が!何をしてたの?

 

対朝日 集団訴訟指揮

 

慰安婦問題を巡り、朝日新聞の報道した

慰安婦を強制連行した」という旨の

記事に対し、捻じ曲げられた歴史を

拡散し、日本国民の人権を傷つけた

として訴訟を起こしています。

 

この原告側の団長が、故・渡部昇一氏でした。

 

 

朝日新聞との論争はこの件だけでなく

渡部昇一さんの生涯をかけたプロジェクト

といっても過言ではありません。

 

ご本人が著書として著しておられるので

興味のある方は手にとって見てください。

 

 

 

渡部昇一氏、そもそも歴史の専門家ではない!?

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上智大学、そしてドイツのミュンスター大学

大学院で学んだ、上智大学名誉教授です。

 

そして、専門分野は英語文法史

 

英語の文法の成り立ちなどを研究する

英語学者ですね。

 

学者としての研究分野は英語ですが、

著書には歴史論や政治評論が多数あります。

 

 

遺伝病の子供が生まれることがわかっていたら産むべきではない!?

 

自分の遺伝子が原因で、遺伝病の子供が

生まれることが予めわかっているなら、

子供をあきらめるべきだとの趣旨の

コラムを書き、大きな批判を浴びました。

 

この件で渡部昇一さんは、ナチスの優生思想

などと侮辱されています。

 

たしかに、かなり過激は発言で、誰に

でも保障されるべき、子供を産む権利を

否定するかのように聞こえてしまいますね

 

今同じ話題を持ち出したとしても、

大きな議論が巻き起こりそうです。

 

 

生まれてきた子供自体には罪はない

 

渡部昇一さんは、同コラムの中で、

 

遺伝病を持って生まれたとしても、

すでに誕生した生命は神の意思であり

その尊さは常人と変わらない

 

としています。

 

「産まれてくる生命」というのを

どの段階から認定するのかという問題

まで考えると、この議論はとても根深い

内容となってしまいそうですね。

 

 

前述の「朝日新聞と私の40年戦争」でも

この「神聖な義務論争」について触れておられます。

 

 

 

後年はスピリチュアルな存在に興味

 

突然清水富美加さんが出家したことで

大きな注目を集めた、幸福の科学

 

大川隆法が総裁を務めるこの教団との

対談をまとめた守護霊本なるものが

出版されています。

 

 

 

最後に

 

ほんの少しエピソードを紹介しただけ

でも、破天荒ぶりがわかる方だという

のが理解していただけたかと思います。

 

多くの人が当たり前だと考えもしない

ことに対し、周囲の目を気にせず鋭い

指摘を投げかけ、反論すべき価値の

ない批判には耳も貸さないその姿は、

今の周囲を伺いながら当たり障りの

ない内容に終始するニュース報道とは

一線を画すものです。

 

このような方がいなくなるのは、とても

残念なことですね。

 

渡部昇一さんの主張する内容そのもの

には、賛否両論あるかもしれませんが、

心に思っているだけでなく、はっきりと

口に出すことで互いに意見をぶつけあい、

相手の考えていることを知ることが

できるのだと思います。

 

これからも、渡部昇一さんのような

方が現れてくれるといいですね。

 

ご冥福をお祈りしています。

 

 

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