こんにちは、猫の下僕です。
渡部昇一さんが、過去に別名を使って
いた時期があるのをご存知でしょうか。
どんな名前で、どんな活動をしていた
のか。
調べてみましたので、ご覧ください。
関連：保守派評論家なのに英語学者？渡部昇一氏のトンデモエピソードとは？
どんな別名を使っていた？
大島淳一と名乗っていました。
ただし、いわゆる通名のようなものでは
なく、ペンネームとして用いたようです。
なぜ渡部昇一名義で多くの著書を出して
いるにも関わらず、別名を使わなくては
ならなかったのかはわかりませんが、
大島淳一名義で本を出したのは2冊だけ
のようですね。
何を出したの？
マーフィーの成功法則に関する著書で、
基本的にはジョゼフ・マーフィーの
著書の日本語訳のようです。
ただの日本語訳でなく、渡部昇一さんの
わかりやすい解釈により、日本文化に
相容れない箇所が上手に吸収されて
います。
意識の8割とも9割とも言われる潜在意識
を活かすことで、成功を手中に収めら
れるとしています。
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精神論だから別名だった？
特に問題のある著書ではなく、有名な
マーフィーの成功法則の日本語訳として
名著と言える書籍です。
わざわざ大島淳一を名乗ったのは、これ
まで朝日新聞との対決など、社会系の
論評のイメージを消したかったため
なのかもしれませんね。
ただ・・・
後年は渡部昇一名義で宗教本を出版
マーフィーの成功法則は、科学的な
根拠があります。
しかし、後年には魂の存在を信じる
ようになり、名前には「科学」とある
ものの、科学では説明できないものを
信じている「幸福の科学」に傾倒して
います。
幸福の科学の総裁である、大川隆生氏
との対談をまとめたのが、こちらになります。
マーフィーの成功法則を本名で出せず
こちらの宗教本が実名で出せるという
のは、どんな意図があったのでしょうね。
※幸福の科学が悪いという意味では
ありませんし、宗教そのものを否定
しているわけでもありません。
ただ、スピリチュアルな本を実名で
出されており、マーフィーの成功法則を
別名で出されていたことを指摘して
いるだけです。
最後に
ということで、渡部昇一さんは、
マーフィーの成功法則の著書のみ、
大島淳一という別名を使っておられ
ました。
その意図はもはや知ることはできませ
んが、マーフィーの成功法則は名著です。
変な先入観を持たずに読んでみると
面白いかもしれませんね。