SASUKE史上唯一の2回の完全制覇達成者
である、漆原裕治さんが引退予告をして
います。
2回目の完全制覇後、挑戦するたびに
衰えが見え、特に直近では3連続で
1stステージ敗退となっています。
全盛期はSASUKE最強と言っても過言では
なかった存在なだけに、時代が終わる
のは悲しいですね。
目次
引退宣言
2017年秋、20周年記念となる10月8日の
SASUKEで、1stステージを越えられ
なければ引退すると宣言しています。
2度の完全制覇というプライドが、
最近のふがいない結果を許せないとの
ことです。
やはり限界か?年齢による衰えは隠せない?
漆原裕治さんは、今年で39歳です。
イケメンで筋肉もあるため、とても
そうは見えませんが、もうすぐ四十路
なんですね。
さすがに年齢的にも限界が来ている
といっていいかもしれませんね。
完全制覇後の失速
2度目の完全制覇を成し遂げた27回大会
の後は以下の通りの結果となっています。
28回大会 3rd クレイジークリフハンガー
29回大会 2nd バックストリーム
30回大会 2nd ウォールリフティング
31回大会 1st そり立つ壁
32回大会 1st ダブルペンダラム
33回大会 1st ローリングヒル
結果を見ると、完全制覇後はどんどん
失速していることがわかります。
特に31回大会からの3連続1stステージ
リタイアというのは、完全制覇者という
肩書きを持つ漆原裕治さんとしては
相当悔しいでしょうね。
スランプか、限界か
漆原裕治さんのここ3連続の1st
ステージ敗退は、スランプなのでしょうか。
全盛期の頃の漆原裕治さんを知って
いる方であれば、「本当はこんなもん
じゃない!」と強く感じますよね。
一時的に調子が悪いだけならばいいの
ですが、どうもそうではないようです。
実際、1stステージをクリアできな
ければ引退するという予告をするほど
自分を追い込まなくてはならない状況
というのは、本人としても相当な焦りが
あるということなのでしょう。
引退予告で自分を追い込む
引退は、あくまで1stステージを
クリアできなかった場合です。
つまり、漆原裕治さん自身としては、
引退したいというよりは、引退したく
ないから、背水の陣でトレーニングを
するためのペナルティを自分に課した
ということですね。
苦手なエリア
実は身長163cm、体重55kgと、かなり
小柄な漆原裕治さんは、そのスペック
通り筋肉を使うパワー系が苦手です。
小学校の頃から体操をしていたこと
から、かなりの筋肉がついてはいますが、
サスケや筋肉番付等に出演する他の
体操選手同様、やはり体格の違いから
ウォールリフティングやタックルなど
パワー系のエリアでの消耗が激しいです。
もちろん、毎回かなりのトレーニングを
つんできてはいますが、年齢による衰えも
あり、クリアが厳しくなっています。
筋肉というのは、年齢による衰えが最も
顕著に現れるものの一つですよね。
サスケオールスターズとしてサスケを
支え続けていた超人たちも、年齢とともに
引退するメンバーが増えています。
年齢による限界は、仕方がない部分も
あるのかもしれませんね。
漆原裕治さんとサスケオールスターズ
実は、漆原裕治さんはサスケオールスターズ
ではありません。
サスケオールスターズという名称は、
自然発生的にファンが呼び出したもの
ではなく、また選手たちが名乗ったの
でもありません。
番組側が(実況が)定義し、宣言した
ものです。
サスケオールスターズは初期の頃に
活躍していた選手たちを指しており、
最後に仲間入りした白鳥文平さんも
初登場が第9回で、オールスターズ入り
したのは第14回となっています。
これに対し、漆原裕治さんは初回が
第21回。
しかも、最初から素晴らしい成果を
見せていたわけではなく、初回は
1stステージリタイアで、しかも
全編カットされています。
さらに、それまでは何度も予選会に
参加していたものの、本戦出場権を
得られていなかったため、番組側は
期待をしていなかったのです。
漆原裕治さん以降の実力者
サスケオールスターズは、初期のサスケの
立役者という意味合いも強く、レジェンド
のような扱いとなっています。
それに対し、漆原裕治さんを含めた
比較的最近の実力者は、サスケ新世代
と呼ばれています。
そのサスケ新世代の選手の中では古株の
漆原裕治さんが引退するとなると、
新世代の次の世代の呼称が必要になって
きそうですね。
最後に
サスケ史上唯一の2回の完全制覇を
達成している漆原裕治さんですが、
残念ながら3度目の完全制覇を待たず
引退となりそうです。
サスケのステージそのものも年々難度が
上がっていますし、今後完全制覇者が
出ない時期が続くかもしれませんね。
早く次のエースが誕生するといいですね!