箱根駅伝での魅力のひとつに、外国人選手
によるごぼう抜きがありますよね。
2018年の箱根駅伝では、ドミニク・ニャイロ、
ワークナー・デレセ・タソ、シテキ・スタンレイ
の3人の留学生選手が走ります。
ニャイロとデレセの2区争いが気に
なりますが、スタンレイはまさかの
2区出走ならず。
奇抜な戦術の東京国際大学に注目です。
シテキ・スタンレイ
2年ぶり2度目となる東京国際大学の
要となるケニアからの留学生選手。
今回の2018箱根駅伝では外国人選手が
3人しか走らないため、その活躍ぶりに
いつも以上の注目が集まりそうです。
プロフィール
名前:シテキ・スタンレイ
所属:東京国際大学
生年月日:1996年2月25日(21歳)
身長:163cm
体重:46kg
出身地:ケニア
出身高:モコロギュニュア
まさかの3区起用に本人もビックリ!?
外国人選手はその身体能力から、日本人と
比べ物にならない速さを持っています。
これまでほとんどの外国人選手は花の2区を
走ってきました。
しかし、シテキ・スタンレイはなんと3区。
これはどういうことなのでしょうか。
実は、シテキ・スタンレイ本人は2区を
走れると思い込んでおり、抱負も
2区区間賞でチーム10位以内
と、2区での区間賞を語っていました。
言葉が伝わらないことで監督との間に
情報伝達ミスがあったのか、まさかの
エントリー用紙書き間違いなのかも
しれませんね。
3区に敵なし?自分らしい走りを
2区には全大学がスター選手を揃える
ため、ケニア出身のシテキ・スタンレイと
いえど区間賞を取るのは難しいでしょう。
レース展開によっては、本人の思うような
走りができない可能性も考えられます。
3区も実力のある選手を配置する大学が
多いですが、やはり2区と比べると戦い
やすいはず。
シテキ・スタンレイのごぼう抜きが見ら
れるかもしれませんね。
監督も、他の選手の影響を受けずのびのび
走ることを期待して3区に起用したのかも
しれません。
何が何でも駅伝に出たい東京国際大学
圧倒的な走りが可能な外国人選手の
登用だけでなく、30歳の元社会人選手まで
入学しています。
今回の箱根駅伝本戦にはエントリー
していないものの、元社会人選手は
予選会でチーム9位の成績を残し、
箱根常連の明治大学や日本大学に競り
勝つ原動力になりました。
箱根駅伝の規則にそった起用ですし、
社会人が大学で学びなおすことも少なく
ないわけですが、形振り構わないという
言葉が似合いますね。
優秀な選手に引っ張られて、他のメンバーが
成長していくことに期待しましょう!
最後に
2年ぶり2回目の箱根駅伝出場の
東京国際大学。
主力のシテキ・スタンレイがまさかの
3区起用で、レースをかき乱す存在と
なりそうです。
とはいえ2区を捨てているわけではなく、
そちらには若き日本人エース・伊藤達彦が
構えています。
ことしは10位以内でシード権を獲得
することができるでしょうか。
楽しみですね。
がんばれ、シテキ・スタンレイ!
がんばれ、東京国際大学!!