こんにちは、猫の下僕です。
鳥がかかるというオウム病。
外猫が獲物として捕まえた鳥から
感染している可能性があるので、
鳥を飼っていない愛猫家の方も注意が
必要そうです。
オウム病という、聞きなれない病気で
妊婦が亡くなったという訃報が入りました。
実は、高齢者など数年に一度亡くなって
いるとのこと。
オウム病の名前から、オウムだけが
感染源と思われがちですが、どうやら
非常に多くの鳥類が病原菌を保有して
いるようです。
病原菌の感染経路
オウム病の原因となる、クラミジア・シッタシ
という細菌に感染した鳥の糞や唾液など
を吸い込むことで感染します。
症状は
発熱・頭痛・咳などの症状が出ます。
風邪やインフルエンザと似たような
症状のため、様子見をする人が多い
ようです。
なお、放置しておくと、気管支炎や
肺炎へとつながります。
高齢者や子供など、体力の弱っている
方が感染した場合、亡くなる危険性も
あります。
うちのペットは大丈夫?
感染している鳥の症状ですが、
ほとんど出ないようです。
つまり、自分のペットがオウム病に
感染しているかどうか、判別できない
ということになります。
これだけはやってはいけない!
口移しで食べ物を与えたり、キスをした
りといった行為は、鳥の唾液から感染する
危険があるので、やってはいけません。
また、糞尿にも病原菌が含まれています
ので、ペットのトイレを放置するのは
やめましょう。
掃除をする際はマスクをすると、より
よいでしょう。
子供に注意!
何でも口に入れようとする子供は、
オウム病の病原菌が付着したものも
平気で触ります。
また、外でハトなどの鳥類が集まって
いると、走りこんで驚かそうとする
こともあるでしょう。
大量の菌が舞いますので、やめさせましょう。
ウチは鳥飼ってないから大丈夫ダヨネ→違います!!
外にはカラスが飛んでいませんか?
ハトはどうですか?
スズメは?
何度も言うように、「オウム病」という
名前から、オウムだけが病原菌を持って
いると勘違いしがちですが、ほとんどの
野鳥が感染します。
そして、前述のように鳥類は感染していて
も症状が出ないことがあります。
外は危険でいっぱいです。
自宅に帰ったらうがい・手洗いをしっかり
行いましょう。
まとめ
鳥インフルエンザに、オウム病。
他にも鳥類は、人にとって危険な病気を
たくさん保有しています。
もちろん、だからといって鳥類をペット
とするのを禁止するのは早計ですし、
カラスやスズメなどの野鳥を全て駆除
しようというのは極論すぎます。
きちんと病気のことを知って、それに
対処できる知恵を身につけましょう。