日テレドラマ「ニッポンノワール」で「碓氷薫事件」とともに大きなテーマとなっている「東堂銀行10億円強奪事件」についてわかっていることをまとめていきます。
この事件の黒幕は警察関係者のようです。
このドラマは毎回容疑者に説教してまわるという「3年A組」形式なのかもしれませんね。
なお、当たり前ですが「東堂銀行10億円強奪事件」はドラマ内の架空の事件であり、登場する容疑者も実在しません。
東堂銀行10億円強奪事件
ドラマ冒頭から1か月前に発生した事件で、東堂銀行の瀬ヶ山支店に4人の覆面がワゴン車で押しかけ、現金10億円を奪ったものです。
犯人たちは銃を所持しており、銀行に押し入った際に1度発砲しています。
発砲直後に銀行内の回線に障害が発生し助けを呼べなくなりました。
その後、犯人グループのうち2人が金庫に侵入し10億円を奪い、白いワゴン車で逃走しています。
逃走車両は監視システムで追いかけたものの、ハッキングにより別の映像にすり替えられたため追いかけられなくなりました。
実行犯は仲間割れで死亡
第1話では実行犯のいるアジトの監視カメラの映像が公開されています。
4人は仲間割れをして拳銃の打ち合いで亡くなりました。
ということになっています。
ですがその映像では仲良く全員がそれぞれ違う相手に向けて同時に発砲しています。
これはまるで集団自殺ですよね。
少なくとも仲間割れになって自分だけが利益を独占しようと争っていたようには見えません。
この映像を見て警察はなぜ「仲間割れ」だと思ったのでしょうか。
現在わかっている犯人
実行犯の4人は未成年です。
現在わかっているのは、ハッキングを担当した上岡達彦です。
15歳の頃に鯨井商船のデータバンクにハッキングをしかけたことがわかっています。
黒幕は警察関係者
この4人の実行犯の他に黒幕がいます。
碓氷薫はその黒幕と10億円の隠し場所を突き止め、お金を別の場所に移動させました。
このことにより黒幕(またはその関係者)によって殺害されています。
第一の容疑者・本城諭
第2話では「3年A組」でも怪しげな態度を取っていた本城諭が容疑者とされました。
実際には娘の本城芹奈の友人が実行犯だったようで、犯行に使ったワゴン車を車庫に持ち込んだため、娘の罪をもみ消そうとワゴン車を解体していました。
「声を変えた匿名の通報者」から脅され、事件に使われた銃や犯行計画書を遊佐清春の自宅に置いたりしました。
最終的に暴走し、遊佐清春と拳銃を突きつけあい、胸を撃たれて亡くなっています。
第二の容疑者・才門要
本城諭を脅迫していた「声を変えた匿名の通報者」は才門要でした。
碓氷薫の持つ「東堂銀行10億円事件の真相」の入ったUSBを回収するために本城諭を利用したようです。
事件に使われた銃を用意できた時点で才門要が黒幕の可能性がかなり高く感じますが、まだ第3話なのでたぶん違うのでしょう。
3年A組形式?
ニッポンノワールの前作にあたる2019年冬ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です」は毎話「課題」が出され、容疑者にブッキー(柊一颯)が説教をするという流れでした。
ニッポンノワールも毎回容疑者が登場し真相が明かされ、説教をしていくというスタイルなのかもしれませんね。
最後に
日テレドラマ「ニッポンノワール」の東堂銀行10億円事件の全容がちょっとずつ明かされています。
碓氷薫はこの事件の真相を知ったために殺されているようです。
「3年A組」同様に毎回容疑者らしき人物が登場し説教していくようです。
「3年A組」はほとんどの人が想像できる「高校生活」が舞台でしたが「ニッポンノワール」は警察組織という特殊な舞台なので熱く語っていてもピンと来ないことも多そうです。
「3年A組」同様に最後に涙する結末が待っているのでしょうか。