なつぞら

なつぞら 泰樹のバターチャーン 世界一のバターの夢が一度頓挫した理由とは?

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なつぞら第9話では家出したなつを柴田家が

見つけ出し、無事に家に帰ることとなりました。

 

なつが怒りを爆発させたことで内に溜められて

いた悲しみも吐き出せたのか、これまでより

壁が薄くなった気がしますね。

 

柴田牧場に帰り着いたなつに泰樹はあるものを

見せています。

 

それは泰樹の夢でした。

 

 

 

泰樹とバターチャーン

 

バターチャーンとは、牛乳や生クリームを

激しく攪拌することでバターを作る機械

です。

 

泰樹はこれを使って世界一のバターを

作ることが夢でした。

 

 

晩成社

 

泰樹が十勝に入植した際、すでにそこには

晩成社という開拓団の人々がいました。

 

泰樹はその人たちから開拓方法を学んだ

のですが、晩成社からは牛飼いを勧められ

たのです。

 

晩成社でも牛を飼っており、バターを

作っていました。

 

泰樹はそこで初めて新鮮なバターを食べ、

自分でもバターを作る決心をしたのです。

 

 

バターはまだまだ高級品

 

当時、バターはぜいたく品でした。

 

1塊を作るのに何本ものタンクに入った

牛乳が必要だったのです。

 

ぜいたく品なので牛乳そのものより

売れにくいため利益率も非常に悪い

ものでした。

 

ですので一度は泰樹はその夢をあきらめて

います。

 

雪月でアイスクリームを食べた際、

雪之助が何気なく語った

これからのお菓子には牛乳が欠かせない

ものになる

という言葉で再び情熱が燃え始めます。

 

なつが大きくなる頃には日本人も

当たり前のようにバターを食うように

なっているだろう。

 

そのときにどこにも負けないおいしい

バターを作りたい。

と夢を新たにしていきます。

 

 

雪月とバター

 

泰樹たちが作ったバターを雪月に

持っていくと、雪之助はホットケーキを

焼いて振る舞います。

 

ちなみにこのホットケーキ、小麦粉の代わりに

麩(ふすま)を使い、蜜の代わりにビーツを

使うという少ない材料を工夫したものです。

 

 

泰樹の夢は照男となつに託される

 

前述のように、まだぜいたく品のバターは

利益率も悪く販売経路も整理されていません。

 

ですので、泰樹は孫の照男や弟子のなつに

それらの「仕事」としてのバターづくりを

託します。

 

 

牛乳嫌いの夕見子

 

夕見子は牛乳嫌いで牛を見るのも嫌と

言っていましたが、前回のアイスクリームに

続いてバターも美味しそうに食べています。

 

現代でも牛乳は飲めなくてもアイスクリームや

バターは大丈夫という子は多いですよね。

 

今後夕見子は牛乳そのものも克服するので

しょうか。

 

 

最後に

 

なつぞら第2週に登場した泰樹の夢の

バターチャーンはバターを作る機械です。

 

しかし当時バターはまだまだぜいたく品で

牛乳をそのまま売ったほうが儲かります。

 

泰樹は今後来るであろう「誰もが当たり前に

バターを食べる時代」を想像し、照男や

なつに自分の夢を託しています。

 

 

 

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