TBS「凪のお暇」ではついに
メンヘラ製造機・ゴンに凪が吸い込まれて
しまいました。
「付き合ってるのか聞けない」という
状況に陥っており、一方で元カレ・慎二は
ちゃんと手順を踏んでいたと述懐して
いるものの、どちらも結局は自分の意思が
ほとんどない言いなり状態です。
凪は極端に「空気を読む」
第1話でも語られたように、本来の凪は
とにかく空気を読みまくって自分の感情は
表に出さないタイプでした。
それが恋愛にも表れているのでしょうね。
手順を踏んだ慎二相手でも「好きではなかった」
第3話で凪は慎二を改めてふっています。
「私、慎二の事好きじゃなかった」
とまで言っています。
別れてから付き合っていた頃の感情を
なかったことにしたがる人は男性女性
問わずにたまにいますが、凪の場合は
慎二の告白に強引にはいと言わされて
いたので最初から恋愛感情が強くなかった
ようですね。
手順を踏まないゴン
筋肉質なママ(演:武田真治)が
言っていた通り「冒険したい女の子には
うってつけ」の危ない男のゴンは
目の前の相手をとにかく優しく扱う男
です。
ゴンに異性と手順を踏んで付き合うという
概念は希薄で誰にでも「好き」「かわいい」
という言葉を投げかけます。
悪意を持って騙そうとしているわけでは
ないですが、言われた側は勘違いして
しまいます。
凪は自分の意思でゴンの部屋を訪れており
ある程度ゴンが「そういう人」であることは
わかっていたはずです。
ですのである意味では慎二のときよりも
意思表示ができていたといえるかも
しれませんね。
それでも結局「付き合っているか」を
聞けない状況になるまでずぶずぶと堕ちて
しまったのは流されていると言える
でしょう。
流されるのはラク!
ある程度の魅力のある女性であれば
男性から言い寄られることが多く
自分から意思表示は必要ないですよね。
そして言い寄られたら黙っていれば
YESと勝手に受け取るため流される
のはラクです。
現実世界では「草食系男子」が進化
(退化?)して「絶食系男子」が
増えているため流されていられる女性の
比率が減っているようです。
流されながら選別する立場にいられる
人は今後ますます減っていきそうですね。
最後に
TBS「凪のお暇」の主人公・大島凪は
もともと空気を読む人間だったために
恋愛でも流される傾向がとても強い
ようです。
自分が意思表示をして行動をするよりも
ラクだから仕方がないですよね。
凪は堕ちるところまで堕ちていきますが
うららちゃんのおかげで這い上がる
ことができました。
お暇中の凪は本当にいい人たちに囲まれて
いますよね。
普通、社会からドロップアウトしたら
あんな幸せになれず実家で引きこもるか
外に出ても坂本さんのように怪しげな
石を売る人の仲間にさせられそうです。