フジテレビ「ルパンの娘」が原作と
異なりコメディ路線に全振りしていますね。
原作には存在しないキャラクターが
第1話から歌いだしていますが特に
世界観を壊すこともなく自然に溶け込んで
います。
いきなりミュージカル
三雲華の幼馴染・円城寺輝が突然歌い出し
ミュージカル風になっています。
ちなみに円城寺輝を演じている俳優は
ミュージカル界で有名な俳優です。
世界観が壊れる心配がされていた
円城寺輝を演じている俳優も含め、
多くの人がドラマ内で歌うことについて
不安視していました。
それどころじゃない
突然歌いだすミュージカル風の演出が
おかしいとかそういう次元のドラマでは
ないという意見が大半のようです。
「大人が真剣にふざけたらこうなる」
と表現されていた通り、全力で突き抜けた
内容になっています。
そこに1つくらいおかしなことが増えても
何も気になりませんね。
三雲華もノリノリ?
途中まではミュージカル男が踊る横で
普通にセリフを喋っていましたがだんだん
ひっぱられ最後には歌い出しています。
そしてそのことにお互い特につっこむ
こともなく話が進んでいきます。
このドラマはツッコミ不在のようですね。
一人で見ると胸焼けしそうですが大勢で
テレビにつっこみながら見るとちょうど
いいのかもしれません。
ミュージカル男、実は普通に喋れる
初登場時からミュージカル風だったので
そうしなくては喋ることができないのかと
思いましたが、「そういう気分じゃない」
と言われて大人しくなりました。
椅子に座って普通に会話をしていたので
ミュージカルはただのキャラ付けのようです。
個人的にはこの手のちょっとメタ的要素が
垣間見えるネタが好きです。
ミステリーのことは忘れよう
原作小説にはミステリー要素がありました。
しかしその事件はドラマの第1話では
発生していません。
第1話の様子からして、今後も事件は
発生しそうにありません。
頭を使う必要はなさそうですし、何も
考えず適当に見て楽しむのがよさそう
ですね。
最後に
フジテレビ「ルパンの娘」で三雲華の
幼馴染が突然ミュージカル風に歌い出し
ましたが、それ以外にも突き抜けたギャグが
多かったため特に世界観が壊れることもなく
視聴者に受け入れられているようです。
私は第1話視聴の段階で世界観を掴めて
いませんが「考えたら負け」なドラマ
だと確信しています。
原作は原作として面白かったですが
完全な別物として楽しむべきドラマです。