こんにちは、猫の下僕です。
我が主(猫)は高齢のため、胃腸が
かなり弱っています。
歳とともに胃腸が弱るのは人間も猫も
同じ。
体は大切にしたいですよね。
慢性炎症という病気をご存知でしょうか?
長生きするためには無視できない病気だ
そうです。
若い人には「長生きしなくてもいい」
なんて、短く太く生きたがる人が増えて
いるという話もありますが、自分には
不要でも、両親のために、知っておきま
しょう!
目次
慢性炎症とは?
そもそも慢性炎症とは何なのでしょうか。
慢性的な炎症です。
・・・お、おう。
もう少し具体的に説明するために、
「慢性」と「炎症」に分けて考えて
みたいと思います。
炎症とは
炎症の症状は以下のようなものがあります。
・発熱
・腫れ
・痛み
いわゆる、「炎症を起こす」と表現
されるこれらの状態は、正確には
「急性炎症」と呼ばれるものになります。
病気や怪我、ウィルスなどに感染する
ことにより発生する急性炎症は、
1週間程度で発症し、症状も目に見えて
わかります。
慢性って?
慢性とは、ゆっくり時間をかけて発症
していく状態を言います。
つまり、慢性炎症とは?
ゆっくりじわじわと、体内で炎症が
起こり、体を蝕んでいく病気です。
慢性炎症は自覚症状がない!
じわじわと状況が悪化していくため、
自覚症状がないというのが最大の
問題です。
よく食べる人が、いつの間にか太って
いるのと同じで、ゆっくり変化して
行くので、症状に慣れてしまうわけです。
とはいっても、何かあるでしょ?
完全に自覚症状がない人も多いようです
が、腸の慢性炎症の場合、お腹を下し
やすくなったり、食欲が減るなどの
症状が頻発するという場合は疑った
ほうがいいようです。
ただし、慢性炎症は腸だけでなく、他の
器官にも発生します。
血管や脳などの場合、ほとんど自覚
できず、別の病気を併発したことで
発覚することも多いようです。
治らない!?
なんと、炎症部分は元に戻らないそうです。
前述の通り、炎症は赤く腫れたり熱を
持ちます。
腫れあがったまま元に戻らないという
ことは、体内の器官を圧迫してしまったり
血管を圧迫することによる血液の循環の
阻害などを引き起こすことになりますね。
患部は主に「腸」
腸と言えば、食事などを胃で消化した
後に、有害物質を取り除く器官ですよね。
有害物質を取り除くということは、
まさにその腸に有害物質が最も多く
存在するということに他なりません。
本来であれば、栄養素と有害物質を
適切に分類し、不要なものを排出する
のですが、体調の悪化や、偏った食事
などにより、炎症を起こすことが
あるのです。
腸の炎症は、自覚症状のほとんどない
軽度の場合がほとんどです。
ですが、それが「慢性的」に長期に
渡って続くと、腸の細胞が壊れていき、
免疫機能や有害物質の排出機能にも
問題が出てくるのです。
がん・メタボ・アルツハイマーなどを併発
自覚症状がない病気である慢性炎症は
様々な病気を誘発します。
たとえば、
がん
排尿障害
アルツハイマー
生活習慣病
脳卒中
などなど。
世界中で死因No.1とされるがんを誘発
すると言われては黙っていられませんね。
また、高齢の方にとってはアルツハイマーも
無視できない病気です。
若い人や中年の方には、生活習慣病の
メタボリックシンドロームなどが
気になるはずです。
また、脳卒中など、脳の障害は一度
発生すると回復が非常に困難であることが
知られています。
これらの恐ろしい病気を併発する慢性炎症。
自覚症状がないからといって放置していい
ものでないことがわかっていただけると
思います。
普段の予防方法とは?
まず、生活習慣を改める必要があります。
偏った食事はしていませんか?
脂っこい食べ物ばかりが続いていると、
腸が疲れてしまいます。
運動・睡眠は適度に取れていますか?
忙しい現代人は、運動する時間が取れ
なかったり、夜更かしして朝はギリギリ
まで眠るなど、健康的な睡眠が取れて
いない場合が多いです。
体が疲れると、体内の器官も疲れます。
慢性炎症は自覚症状がないため、生活を
改善してもよくなっているのか目に見え
ず、達成感がありませんが、5年10年後
の未来を考えて、日々健康な生活を
送りましょう。
腸は体内器官で最も老化しやすい!
前述の通り、常に有害物質に晒されて
いる腸は、体内で最も老化しやすい器官
です。
老化すれば、機能が低下するのは当然です。
機能が低下すれば、有害物質を捌ききれず
体内に残してしまい、炎症に繋がります。
若いうちから、腸を大切にしてください。
慢性炎症にもおすすめ!地中海ダイエット!
地中海はどこにあるかわかりますか?
ヨーロッパの南、アフリカ大陸の北に
あります。
地中海に隣接する国としては、ギリシャ、
イタリア、スペイン、トルコなどが
ありますね。
また、アフリカ側ではエジプトやリビアが
隣接しています。
地中海料理といえば、イタリアなどの
ヨーロッパ側の国々の料理を指すことが
多いです。
その地中海料理、実はダイエットに
よいと話題ですが、さらに腸にも優しく
慢性炎症の予防にもなることがわかって
います。
ジャガイモなどの野菜をふんだんに
使う地中海料理は、それだけでも健康的
ですよね。
また、海に面していることから肉より
魚を中心とした料理でもあります。
そして、地中海料理といえばオリーブ油。
特にイタリアなどはオリーブオイルを
これでもかとかけており、本当に健康に
いいのか不安ではあります。
しかし、実はオリーブオイルで揚げる
野菜は、茹でた場合よりも慢性炎症の
リスクが低いのだそうです。
健康的な食事といえば日本食でしたが、
地中海料理も侮れないようです。
みなさんもぜひ、オリーブオイルを
使用してみましょう!
最近はどのスーパーでも売られていますが
大量に使うのであれば持って買えるのが
大変です。
ネットで頼んで玄関まで配達してもらい
ましょう!
こちらは楽天市場のオリーブオイルです。
ダイエットにもなるあの食べ物が慢性炎症を抑える!
ダイエットとして注目している人も
多いであろう、寒天。
寒天も、慢性炎症を抑える働きがある
そうです。
カロリーも低く、水分とともに摂れば
体内で膨らむために満腹感もあるという
ダイエット中にはうれしい寒天食品。
低カロリーなだけでなく腸にも優しいと
なれば、食べないわけにはいきませんね!
個人的には寒天の粉末と果汁100%ジュース
を使ってのゼリーです。
食事の2,30分前に500ml程度の水とともに
飲んでおくと、食事量がかなり減ります。
私は基本的には大喰らいなのですが、
吉野家の牛丼の並に手こずるくらいに
満腹感が出ます。
ぜひお試し下さい!
楽天市場の粉末寒天。
ゼリーがたくさん作れます!
寒天ゼリー作り方
用意するもの
・果汁100%ジュース 500ml
・粉末寒天1袋
※粉末寒天の説明書通りの容量の液体で
大丈夫です。
1袋で300mlの場合はそのように読み換え
てください。
作り方
1.鍋に水またはジュースを250mlを
入れて沸騰させます
2.火を止め、粉末寒天を投入し、
かき混ぜます。
混ざったら弱火にして、かき混ぜ
続けます。
沸騰しそうになったら鍋を火から
遠ざけてください。
3.粉末寒天が完全に溶けきったら、
残りのジュース250mlを投入します。
のんびりしていると固まってしまう
ので、急いでガラス容器やタッパー
に流し込みます。
4.冷蔵庫で冷やしたら完成です。
通常のゼリーよりかたいものが出来上が
ります。
ものの10分かからずに作れますので、
夜寝る前にさっと作って、翌日のお昼に
食べてみて下さい。
※寒天ゼリー単独ではお昼の栄養素は
足りません。
お昼の食事量が減らせる分、栄養のある
ものを中心に選択してくださいね。
最後に
慢性炎症という恐ろしい疾患は、腸の
劣化により引き起こされます。
体内器官の劣化は、老いとともに避け
ることのできないものではありますが、
日々の生活習慣や食事によって、ある
程度は劣化を遅らせることができます。
みなさんもぜひご自身の腸を大切に
してくださいね。