生田絵梨花といえば、アイドルのレベルを超えたピアノの演奏力とドイツ生まれのお嬢様というアイドルらしい魅力だけでなく、IH事件に代表される壊滅的な料理技術や画伯と呼ばれるほどの画力などバラエティ面での活躍も有名です。
ですが、初期のころはバラエティのノリが苦手で堂々と番組を批判していたことまであります。
今では考えられない「キレイな生田」を紹介します。
人の悪口を言えない生田絵梨花
生田絵梨花は他人を悪く言う事が苦手です。
ですがバラエティではメンバーの失敗談などをちょっと盛りつつ語るのは定石中の定石ですよね。
よく考えてみると、今でも生田絵梨花は他のメンバーを悪く言うことがほとんどありません。
「生田絵梨花のバラエティでの活躍」として上がるのは料理の腕前や絵心ですが、どちらも他のメンバーを傷つけることなく笑いを取っています。
ウクレレ毒奏
人を悪く言えない生田絵梨花は、乃木坂46がデビューしてすぐに始まったバラエティ番組「NOGIBINGO!」に消極的でした。
その集大成として「ウクレレ毒奏」という特技を披露し、スタッフから「お前はこの番組好きじゃないだろう?」と言われたことを明かしています。
NOGIBINGO!は今も続く乃木坂の冠番組「乃木坂工事中」よりもクセが強く、MCのイジリー岡田は眉を顰めたくなるような下品なギャグも多いです。
生田絵梨花は「ブリーフイジリ―距離取って」などと訴えています。
当時、YouTubeにもこのウクレレ毒奏が違法アップロードされており、NOGIBINGO!で検索するとトップに表示されていたようです。
生田絵梨花は「これが代表作になるのは嫌だ」と語っていました。
このウクレレ毒奏は後に「黒歴史」となりメンバーもほとんどが触れられずにいました。
NOGIBINGO!内では後に鈴木絢音へのムチャブリ企画で披露しています。
それ以前にもバラエティ嫌いは口にしていた
上記ウクレレ毒奏より前、NOGIBINGO!で行われた「ショージキ将棋」では橋本奈々未から「NOGIBINGO!のやり方に不満がある」と暴露されています。
この時も生田絵梨花は「人の悪口を言わせるな」「人の弱みにつけこむな」などと語っています。
MCのイジリー岡田も一定の理解を示し「バラエティーとしてこの世界に入ってきたわけではない」とフォローしています。
ちなみにこの回はあの高山一実が声を作っていると指摘されて大号泣した回でもあります。
変わっていった生田絵梨花とやっぱり変わらない生田絵梨花
生田絵梨花はウクレレ毒奏を披露した2週後の最終回で「このままじゃいけない」とバラエティにも積極的に取り組む姿勢を見せ始めました。
後の「ウクレレ毒奏が黒歴史になった」という事実とあわせるとスタッフや運営から相当怒られたのではと感じますね。
なお、ご存知の通り今でも生田絵梨花は他のメンバーを傷つけるような笑いより自虐的な笑いを好む傾向があります。
バラエティでの生田絵梨花を見ていると気付きにくいですが、やっぱり上品なお嬢様という根っこの部分は変わっていないのだと思います。
生田絵梨花の黒歴史を見るには?
今回紹介したエピソードはNOGIBINGO!の1stシーズン第9回放送「特技で掴め!ファン獲得大作10(テン)」の回です。
NOGIBINGO!は2013年から始まり2018年年末まで合計で10回のシリーズとして放送された長寿番組です。
まだ初々しい姿から徐々にバラエティ慣れしていく姿まで全てを見ることができます。
乃木坂の冠番組である「乃木坂って、どこ?」「乃木坂工事中」はDVDを購入しなければ正規の方法で試聴することができませんが、NOGIBINGO!はhuluで全話配信されています。
しかも第3シーズンからはhulu限定配信の「収録後のパジャマ反省会」も視聴できます。
それぞれのメンバーがほぼ毎回違うパジャマで登場するのでファンは必見です。
さらにhuluでは4期生のみの番組「乃木坂どこへ?」も配信されています。
こちらもまだバラエティ慣れしていない4期生が毎回のように泣かされています。
huluは月額1,026円(税込)です。
若かりし頃(?)の乃木坂46を見たいならhuluがおすすめです。
最後に
生田絵梨花のバラエティ嫌いはまだ乃木坂がデビューして間もない頃のNOGIBINGO!内での発言です。
下品すぎるMCのイジリー岡田や過激な企画に嫌気がさし公然と番組批判をしていました。
その後バラエティにも積極的に参加するようにはなりましたが、実は今でもまだ他人を悪く言うのは苦手なままで、タレコミ企画よりも料理対決や絵心対決などの自分以外が傷つかない企画で存在感を見せています。
このままどこまでも我が道を進んで行ってほしいですね。