日テレドラマ「同期のサクラ」第4話は設計部の土井蓮太郎にスポットが当たりました。
世間の反応も「土井蓮太郎はクズ」「いい年して引きこもりって」「サクラたち仲間サイコー」といった声が多いようでした。
私自身も引きこもり体質なので土井蓮太郎と似たような行動をしがちですが、客観的に見せられるとやっぱりクズだと感じます。
土井蓮太郎がクズ
ネガティブな発想の持ち主でネットの掲示板に実生活の文句を書き込むのが趣味のようです。
同僚はバカばっかり
こんな家出て早く一人暮らししてぇ
など、環境のせいにしていますね。
その割に自分の作った設計には難があり、それなりの給料を貰っているのに一人暮らしを始める気配もありません。
サクラを切りつける事件
コンペの時間を意図的に知らされていなかったというイジメが発覚し、限界を超えた蓮太郎はカッターを持ち出し襲い掛かろうとしました。
それを見たサクラが止めに入った結果、五針も縫う大怪我をしています。
動揺した蓮太郎はそのまま逃げだし、引きこもり生活に突入します。
その後、サクラが家まで迎えに行った際に
五針縫ったけど大丈夫です
というサクラに対し
ならいいけど
とわけのわからない言葉を口にしています。
切りつけた瞬間はパニックになっていたとはいえ、落ち着いたこのタイミングでは謝罪すべきですよね。
脚本家は大怪我をしたことがないのかもしれませんが、五針というのは大怪我です。
ちなみに蓮太郎はこの回では最後までこの件を謝罪していません。
いい大人が引きこもり
土井蓮太郎は最近話題の「大人の引きこもり」になりました。
私自身も引きこもり体質なのであまり偉そうなことは言えませんが、実家に寄生して生産性もなくゲームとネットだけで時間を浪費している姿はマトモとは言えませんね。
※もちろん心を癒すために一時的に引きこもること自体はアリだとは思います
仕事をしたくないから起業するとか言い出す
蓮太郎は「引きこもりが言い出す典型的な夢物語」を口にしています。
それは「IT関連で起業する」です。
「パソコンのインタラクティブな機能を活かしていろいろなユーザーにソリューションサービスを展開する」
胡散臭いセミナー講師がやたらと横文字を使いまくって中身のないことを言うというギャグですね。
私は仕事が嫌なら一人で稼いでいくのもアリだとは思います。
ですがパソコンを使って一人で稼いでいくのは「簡単なこと」ではありません。
自分の両親を「ラーメン作ってるだけでニコニコしてるやつ」とバカにするような人にできる仕事ではないです。
一人で稼いでいくのは人間関係に悩む必要がないという素晴らしいメリットがありますが、だれからも指図を受けないので自分で問題を解決する必要がありますし、ノルマがないので気持ちが折れると際限なくサボり続けてしまいます。
最後に
日テレドラマ「同期のサクラ」第4話は設計部の土井蓮太郎にスポットが当たりました。
ネガティブな性格で人間関係に問題があるキャラクターでした。
環境(他人)のせいにして文句ばかり言うクズでしたね。
私も引きこもり体質なので蓮太郎の気持ちはわかりますが、客観的に見せられるとやっぱりクズだと感じます。
ただ、サクラを含めた同期メンバーたちのおかげで前を向けるようになるという結末にはやや疑問を感じます。
私だったら引きこもったタイミングで毎日おしかけられたらキツいです。
陽キャラさんたちとは思考が違うので一緒にいても辛いだけのような気がします。
どちらが優れているという話ではなく、それぞれ違う性質を持った人なので別々に生きていたほうがお互いのためになるような気がします。