日テレドラマ「同期のサクラ」でサクラの同期メンバーで親友だと言い張っている月村百合が最後までクレイジーでしたね。
個人的には沸点の低すぎるキレやすさが苦手でした。
最終話では泣き出す赤ちゃんにまでキレています。
赤ちゃんを虐待しそう
育児というのはとても大変なことです。
温和な人や、本気で自分の子どもを愛している人でさえ、24時間心が休まらない日々を続けるとストレスに耐えられなくなることがあるほどです。
月村百合はもともと沸点が低く、ちょっと自分の気に入らないことがあると鬼のような表情で激怒するタイプでした。
赤ちゃんが泣きだしたことでキレたシーンは子育てを経験した人には「あるある」だったようですが、百合のこれまでのキャラクターを考えると「虐待」が心配になったという人も多いことでしょう。
今の百合に子育ては無理
百合は一夜の過ちでできた子どもな上にその相手である葵とも結婚せず、一人で育てようとしています。
※最終的に二人は手を取り合いました
最終話では赤ちゃんに対する愛情があまり見えず、終始イライラしているようでした。
それだけでなく、このタイミングで花村建設を退職し起業しようとしています。
初めての育児を一人で行い、さらに同時期に初めての起業に挑戦するというのは過酷すぎます。
どちらか一方に全力を注ぐべきではないでしょうか。
最後まで上から目線
最終話では同期メンバーたちは黒川社長の元で力を持とうとするサクラを心配し、元喫茶店のネットカフェに呼び出しました。
百合はそこで自分たちの一方的な都合をまくしたて、あろうことか
醜いアヒルの子が白鳥になった感じ?
などと言い出します。
これはつまりサクラを下に見ていたものの、黒川社長にかわいがられ出世したことにたいする嫉妬ですよね。
もしかしたらアンタが一番権力を持っちゃいけないタイプだったりして
というセリフも意味が分かりません。
やりたいことがある人間がその主張を押し通すためには権力は必須です。
その点において黒川社長の主張は間違っていないはずです。
百合は結局何しているの?仕事辞めてるのにお金はあるの?
百合は花村建設を退職しています。
起業予定ではありますが、子育てに翻弄され実際には何もできていない状態です。
ですが人間は生きているだけでお金が減っていきます。
生活費はどうしているのでしょうか。
赤ちゃんのお父さんである葵が養育費を払っているのでしょうか。
葵自身は結婚したがっているのに百合はお金だけ貰っているのでしょうか。
それとも、実家に住んでおこずかいをもらいながら起業の準備をしているのでしょうか。
百合の夢
最終話エンディングではサクラの「私には夢があります」に倣って同期メンバーが夢を語っています。
百合が口にしたのは
これから社会にはばたく女性たちが
子育てや生活の不安もなく
生き生きと自由に働ける社会をつくることです
というものでした。
お題目そのものは素晴らしいものですが、百合にはそれをカタチにするための具体的な案があるようには見えません。
少なくとも最終回時点では起業するといいながら前に進めておらず、子育てに疲弊している状態でした。
とはいえ最終的に葵と一緒に歩いていくことを約束したため、今後は子育て面・経済面でのフォローが期待できるでしょう。
最後に
日テレドラマ「同期のサクラ」の月村百合が最後までクレイジーでしたね。
百合はただでさえ怒りっぽい性格なのにシングルマザーで子育てをしようとしていました。
さらに同時期に起業すると言い出し会社を辞めています。
子育ても起業も膨大なエネルギーが必要です。
案の定、百合はイライラして赤ちゃんにキレていました。
これまでの百合の性格を考えると、虐待の心配をする人が出てくるのも当然ですよね。
サクラに対しては「醜いアヒルの子」と下に見る発言までしています。
この人とサクラが親友というのは理解ができませんね。