こんにちは、猫の下僕です。
最近暑い日が続きましたね。
アイスクリームが恋しい季節になって
きました。
日本でも10年近く前に大ブームとなり
コンビニでも大量に販売されていた
トルコアイス。
私は大好きで部活の後によく買って
いました。
最近見かけなくて残念です。
さて、そのトルコアイスですが、
なぜ伸びるか知っていますか？
何が原材料に含まれているから伸びる
のか？
そして、なんのために伸びるのか？
このあたりをトルコ人に聞き取り調査が
できましたので報告します！
何の原材料で伸びるのか？
トルコでは一般的な原材料である、
「サレップ」という澱粉（でんぷん）が
使用されています。
これがあのお餅のような伸びる食感を
実現しているんですね。
サレップは、トルコの高山地帯に自生
しているサイハランという植物から
採れる原材料だそうです。
なぜ伸びるアイスが作られたの？
不思議な食感が病みつきになるトルコアイス
ですが、なぜあのように伸びるアイスが
考案されたのでしょうか。
単純に美味しいから？
いえ、もちろんそれもあるのでしょうが、
もう一つ、トルコならではの理由がある
のです。
トルコは、地中海の北東に位置しています。
特に夏は40度を越えたという記録がある
ほどの暑い国です。
そのため、アイスクリームが重宝する
のですが、その暑さにあっという間に
溶けてしまいます。
そこで、サレップを混ぜてお餅のように
粘度を上げることで、溶けにくく改良
したのです。
あの粘り気のおかげで、夏の外でも
長い時間楽しめるというわけです。
あれ？トルコって・・・？
さて、トルコに行ったことがある方や
トルコについて調べたことがある方なら
ご存知かもしれませんが、トルコは
北緯35度から43度に位置しており、
日本で言えば東北あたりの緯度です。
平均気温も、実は東京のほうが高いほど
で、実はそれほど暑い国ではないん
ですよね。
中近東、地中海、エーゲ海などの
イメージから、もっと南に位置して
いる印象がありますが、意外にも
暑くない国です。
さらに、高原地帯になると平均気温が
氷点下を下回る場所も多いようです。
ということで、トルコは意外に暑くは
ありません。
とはいえ、夏を暑く感じるのはどの国
でも同じです。
暑い！アイス溶ける！じゃあ溶けにくく
しよう！
という流れで、完成されたトルコアイス。
日本でもまた流行って欲しいですね。
せめてコンビニで手軽に買えるレベルで
流行して欲しいです。
食べたい！
食べたい！（私の願望）
最近コンビニで売っていませんよね。
調べたところ、「トルコ風アイス」は
ファミリーマートの限定商品のようです。
近所にセブンイレブンしかない私には
見かける機会が少なくて当然ですね。
昨年2016年には、ヨーグルト風味が
期間限定で復刻販売されていたようで
話題になったのだとか。
欲しい方はファミマを回りましょう！
アイスクリーム博覧会開催！
ファミマのアイスはあくまでトルコ風アイスです。
なぜトルコ風なのかというと、本場の
トルコアイスは、一子相伝、自分の
直系男子にしか教えることが許されて
いない特別な製法で作るからなのです。
ちなみに、トルコアイスの本場での名前は
ドンドルマと言うのだそうです。
その本物のトルコアイス・ドンドルマが、GWに
日本で食べられます！
場所は埼玉県越谷市、越谷レイクタウン！
夏にはファミマのまがいものが食べられ
るかもしれませんので、まずは本場の
トルコアイスを試しておきましょう！
最後に
意外に暑くない国、トルコの人々が、
夏でも溶けないようにと考案した
トルコアイス。
トルコ特有の原材料から作られ、暑さで
溶けにくいという特徴があります。
ただ食感が違うだけでなく、意味のある
ものだったと知ってから食べると
また違った味わいがあると思います。
ぜひ、また食べてみてください！