翻訳精度が高いことで有名なDeepL。
ですが、最近ちょっとおかしな挙動をするという悲鳴が聞こえてくるようになりました。
その最たるものが、その日初めて使うにも関わらず「1日に翻訳できる上限に達しました」と表示されてしまうもの。
解決方法、あります。
目次
なぜ翻訳できないの?
あなたの使っているPC・スマホでその日初めて使うケースであっても、Wifiなどで同じ回線を使っている場合はその総回数で判定されてしまうようです。
ですので、たとえば図書館や大学など多くの人が翻訳作業をするような場所のWifiはあっという間に上限に到達してしまいます。
※楽天回線でエラーになったという方もいましたので、Wifiだけでなくベストエフォート型の回線は同地域での総回数なのかもしれません
無料アカウントを作成しよう
今まで普通に使えていたのに急にエラーが表示されると混乱して「もうだめだ!使えない!くそが!!」とパニックになりがちです。
落ち着いて画面をよく見ましょう。
「DeepLアカウントを作成すると、今すぐ翻訳を続けられます」と書かれています。
「登録」ボタンを押しましょう。
メールアドレスを登録します。
パスワードを入力します。
これでほとんどの方はこれまで通り翻訳ができるようになるはずです。
一方すでにアカウントを持っている場合、ウェブ上での翻訳ができない人もいます。
ログインしても翻訳できない人はどんな人か
すでにアカウントを持っている人の中には「DeepLのアカウントを作成すると、今すぐ翻訳を続けられます」のエラー画面でログインしても「現在の登録プランでは、ウェブサイトでDeepL翻訳をご利用になれません」と表示されてしまうケースがあります。
「現在の登録プランでは、ウェブサイトでDeepL翻訳をご利用になれません」と表示されてしまうのは、「DeepL API Free」プランのアカウントです。
過去にDeepLのAPIを使ったツールを使ってみよう・作ってみようとした人がこのタイプのアカウントを持っている可能性があります。
解決方法は3つあります。
拡張機能を使う
ウェブ上の文章を翻訳したいのなら「DeepL翻訳」などの拡張機能を利用すればウェブページで翻訳ができない状態でも続けて翻訳が可能です。
google chromeであれば上述の「DeepL翻訳」が有名です。
別アカウントを作成する
DeepLのウェブページ上で翻訳ができないのは「DeepL API Free」プランだからです。
通常の無料プランのアカウントを別途作れば普通に翻訳が可能です。
まず「Deep API Free」プランのアカウントからログアウトし、再度別のアカウントを作りましょう。
APIを使ったウェブ上のツールを利用する
自作、またはウェブ上で公開されているDeepL APIを使った翻訳ツールを使うという方法もあります。
ただし認証キーを入力しなければならないため、自作でない場合は信頼できるサイトを使うようにしましょう。
※当サイトでは信頼性を保証できないため翻訳サイトを紹介しません
最後に
ということでDeepLの上限到達エラーの解決方法を紹介しました。
自分が使っていないのに上限エラー扱いになるのは納得いかないですよね。
ただ、もしあなたが翻訳家など重度の利用者で自分自身の利用回数によって上限に到達しているのであれば、無料アカウントを複数使うのではなくきちんと有料アカウントを作ってください。
特に企業など業務で無料アカウントを大量に使いまわすようなことはやめましょう。