ついに中学聖日記のドラマ版が放送開始と
なりました。
女性教師と男子中学生の純愛という
「あるまじき」恋愛物なわけですが
単純に大人の女性が中学生男子に恋を
すること事態にも気持ちが悪いと批判が
集まっていましたが、第1話ではさらに
中学校のクラスがクズすぎることでも
話題になっています。
下手したら学級崩壊が起こりかねない
レベルです。
目次
ドラマ第1話 原作との違い
当初からドラマは原作漫画とは異なる
脚本であることが宣言されていましたので
「改悪」だとか「改変」だとか議論する
つもりはありません。
ここでは単純に原作と違う点を挙げて
いきます。
聖先生が教師に真摯に向き合っている
これは演じている有村架純がインタビュー
などで再三言っていたことではありますが
漫画よりもかなり教師に対する熱意が
あります。
漫画では教師への夢が実は本気では
なかったことが示唆されていました。
これに対し、ドラマ版では当初から
未婚で若い女性という、教師として採用
されるには厳しい条件を自覚しつつも
3年生の担任として採用されたことに
感謝しつつ本気で取り組む姿勢が見えて
います。
序盤では不謹慎な噂を流していた九重順一郎
に対し呼び出しを行いビシっと叱る
シーンもあります。
九重順一郎がクズ化している
漫画版ではノリがよくいつもふざけては
いるものの、アキラが不登校になった際
には心配しつつも今まで通りに振舞ったり
聖先生への未練が捨てきれないのを
見て取った際には本気で怒ったりと
友達想いな態度が多かったです。
しかしドラマ第1話では不謹慎な噂を
悪びれもなく吹聴していたり、授業中に
聖先生に水をかけてブラウスを透け
させようとしたりといった限度を超えた
悪ふざけをしています。
私は漫画版の九重順一郎のファンでした。
お調子者のノリで暗くて周囲に馴染めて
いないアキラをうまくクラスに溶け込ませ
心の支えになっているように感じて
いました。
ドラマ版のようなやっていいことと
悪いことの判別がつかないような子だとは
思っていませんでした。
ちょっとだけ残念です。
香坂優・委員長(海老原満)が序盤から登場する
この二人は漫画版では高校編から出番が
増えた人物です。
香坂優は高校デビューでとんでもない
外見になりますが中学時代から裏で
かなりヤバい行動をしている人物です。
第1話では夜にカラオケに行った程度
しか話題に上がっていませんが香坂優の
ヤバさはこんなものではありません。
一方、委員長は漫画版ではかなり影が
薄いキャラでした。
中学時代はほとんどその姿が見えず
高校に上がってから同窓会で再び
中学時代のメンバーとの関係が動き
だしてから出番がふえてきます。
イトコが海外留学から帰ってくることで
出番が増えるのですがそのイトコのクセが
強すぎて完全なモブキャラでした。
ドラマでは中学時代から出番が多そうです。
ドラマ版は生徒がクズすぎて学級崩壊寸前!?
ドラマ版第1話では漫画版よりも
生徒たちの異常さが際立っていますね。
黒岩晶がおかしいのは漫画版でも
同じなのでいいとして、九重順一郎の
悪ふざけの度合いが上がっていたり
スマホで最低なアンケートを取って
みたり。
現時点では正体は明かされていませんが
聖先生の学校のIDとパスワードを盗んで
生徒の親に密告している人物までいます。
※ビールの空き缶が転がっていたので
原作とは別の人物による可能性があります
様々な密告を知った生徒たちは黒板に
「寿退社」「さようなら」など聖先生を
追い込むようなことを書き連ね、本人が
やってきてからも小声で「やめちゃえば
いいのに」などと呟く始末です。
たしかに新任の教師はなめられるのは
わかりますがここまでしますかね?
中学生は多感な時期の子供なので大変
だとは思いますが今の中学校はこんなに
カオスな状況なのでしょうか。
最後に
中学聖日記第1話では女教師と男子中学生の
恋愛云々以前に生徒たちのクズっぷりに
度肝を抜かれてしまいました。
子星中学校は公立中学のようですが
現代の公立中学校はこんなにおかしな
ことになっているのでしょうか。
学級崩壊直前の危うさを感じますね。