ドラマ版チアダンでは毎週のように
何かしらイザコザが起きていますね。
孤立しがちなヤンキー娘・マキを問題児
扱いする人も多いですが、実は影に
隠れた害を及ぼすメンバーがいることに
気付いていますか?
本当にタチが悪いメンバーはこの子!
その名前は、橘穂香です。
過去にバレエを経験していたものの、
受験のためにバレエの夢を諦めた子です。
ドラマ内であまりバレエに関する話題は
出てきませんが、今でもバレエが大好きです。
ヤンキー娘・マキ(柴田茉希)と中学が一緒で
マキの過去を知る人物という設定でした。
橘穂香のココが汚い
上述の通り、マキの過去を知っている
人物として描かれていました。
マキが不登校になった原因として
訳知り顔で「マキは中学時代に男子生徒を
カッターで刺した」と言っていましたよね。
「だからマキは何を考えているかわからない」
とも。
ですが、第4話で明かされた通り、
マキの事件は完全な冤罪です。
マキはカッターを持ってすらおらず、
男子生徒も半分ギャグでカッターを
詰襟ガクランの上から腕に当てていたに
すぎません。
それを冷やかし半分で騒ぎ立てたことで
マキが傷つき不登校になったのです。
この事件、たしかに一番悪いのは主犯の
男子生徒でしょう。
しかし、事実を確認せずに冷やかした
橘穂香を含む周囲の「第三者」も立派な
加害者です。
「~らしい」「~だと思う」と言っていた
はずがいつの間にか「~だった」という
断定口調になっています。
聞いただけのはずが何度も話題にしている
うちに自分でも見てきたものだと錯覚して
いるわけですね。
なにより汚いと感じるのは、橘穂香に
罪の意識が全くないことです。
「マキは何を考えているかわからない」
「キレたら何をするかわからない」
などといい加減な想像をさも事実かのように
並べ立て、本来存在しなかった事件を
拡散している張本人です。
人を小バカにすることに躊躇がない
橘穂香はROCKETSメンバー内では大きな
問題を起こさないおとなしいメンバー
のように見えますが、他人を平気で傷
つける言動をしています。
マキに対し、たいした根拠もないのに
「マキは汐里にしか興味がない」
「いじらしいのぉ?片思いって?」
などとレズビアン扱いしています。
これは、前述の冤罪であるカッター騒動の
主犯格の男子生徒と同じ行為です。
中学時代は傍観者として加害していましたが
当事者意識も加害意識もないために高校生に
なってから同じことをしているわけですね。
あのカッター騒動の顛末を知っていれば
レズビアン扱いがタブーであることはわかった
はずです。
それでも敢えてレズビアン扱いしたのだと
したら相当陰湿ですよね。
明らかなイジメっ子よりも害悪
私は明らかなイジメっ子よりもこのような
一見ではまともな雰囲気でありながら
平気で人を傷つける子のほうが問題が
あると感じます。
このタイプは他人を傷つけている意識が
希薄なため、注意しても治りません。
学校でのイジメが大きな問題になるのは
このような自分は悪くないと思っている
第三者の存在が大きいのではないでしょうか。
最後に
ということで、ドラマ版チアダンの
ROCKETSが抱える最大の問題児は
ヤンキー娘のマキではなく、空気を
読まない汐里でもなく、加害者意識ゼロの
橘穂香だと思うのですがいかがでしょうか。