日テレドラマ「あなたの番です」ではHuluで
各住人にスポットを当てたスピンオフ
「扉の向こう」が放送されています。
メインキャラクターの一人、黒島沙和の回が
公開されました。
序盤で登場したDV彼氏との馴れ初めが
語られています。
あの男は黒島沙和にとって初めての
彼氏だったようですよ。
なおHuluは有料サイトです。
ですのであらすじを丸々公開することは
できません。
本編に関わってきそうなポイントや
大枠のあらすじをざっくりと紹介して
いきます。
興味のある方はHuluで本編をご覧ください。
目次
黒島沙和の恋愛観
黒島沙和は理系の天才・・・のように
描かれていますが実際にはただの数学
オタクで他人の感情を理解することが
できないやや精神に問題がありそうな
人物です。
恋愛についても数式に当てはめて正解を
求めようとしています。
黒島沙和が異性に求める条件
数式の変数として設定していたのは
以下の5要素です。
・身長
・容姿
・清潔度
・交友関係
・単純接触回数
身長の理想は180cmで交友関係はSNSの
友人が200人から299人がベストとの
ことです。
単純接触回数は期間について明示されて
いませんが会う回数が多ければ多いほど
いいようです。
もちろんこれは黒島沙和の恋愛観であり
演じている西野七瀬の恋愛観ではないので
注意が必要です。
自分の容姿は93.7点
当初は89.2点としていましたが親友から
「沙和は自分がかわいいと自覚してる?」
と言われ93.7点に上方修正しました。
ちなみに親友からの問いかけに「やっぱり?」
と答えており自分がかわいいと自覚して
いるようです。
繰り返しになりますがこれは黒島沙和の
自己評価であり西野七瀬の自己評価では
ありません。
また、脚本に従ったセリフであり本人の
意思とは無関係です。
射止めようとしていた男性
この数式で射止めようとしていたのは
波止陽樹です。
「あなたの番です」の本編序盤で
黒島沙和が手をつないで歩いていた
男性です。
DV彼氏です。
演じている俳優についてはこちらも
ご覧ください。
親友のアドバイスで告白成功
親友は黒島沙和と違い真っ当な考え方を
持った女性で「数式なんかより心」と
アドバイスしています。
黒島沙和は意味がわからないようですが
素直にアドバイス通り「大好き!」と
告白したところ付き合うことになりました。
付き合いだして豹変
この波止陽樹という男は付き合う前は
紳士的な態度でしたが、付き合い始めた
途端に態度が豹変し「自分以外と連絡を
取るな」「全員の連絡先を消せ」などと
束縛をする人間でした。
黒島沙和は親友のアドバイスを理解
しないまま従った結果告白が成功した
ため、「わからないことも正解のことが
ある」と判断するようになってしまい、
DV彼氏のトンデモ要求も「わからない
けど正しいかも」と従ってしまいます。
脚本家は数式を勘違いしている
この脚本を書いた人物は数式を勘違い
しています。
黒島沙和は「自分に適した交際相手を
見つけ出す数式」を編み出したと言って
いますが、これは数学を少しでも学んだ
人ならば絶対に言いません。
もし「適した交際相手を見つける式」
なのであればたった一人の対象に対し
何度も式を修正するのは間違っています。
あの数式は「波止陽樹が自分に適している
と証明するために都合のよい数式」です。
単体の結果に最適な数式を組み立てるのは
仮説段階では最もやってはいけないことです。
これは株やFXなどのエセアナリストが
詐欺行為を働く際によく使う手段で、
結論が存在しているため最適な数式が
いくらでも作れてしまうのです。
もちろん過去のデータにあっているだけで
将来を予測できるものではありません。
反撃編から登場した二階堂忍のAIや
イクバルの天才的なコンピュータウィルス
など、「あなたの番です」の脚本家は
数学やプログラミングをSFと勘違い
しているフシがあります。
ドラマなので現実とかけ離れたSFでも
いいのですがこれを見て現実でも
勘違いする人が出てこないか心配です。
最後に
日テレドラマ「あなたの番です」の
スピンオフ「扉の向こう」の202号室
黒島沙和編は彼女の恋愛観と数学オタク
ぶりが描かれました。
無茶苦茶な数式で波止陽樹が自分に
適していると思い込もうとし、
最終的には親友から「思いをぶつけろ」
とアドバイスされ意味を理解しきれない
まま「大好き!」と告白しています。
結果的に付き合うわけですが、この
波止陽樹は「あなたの番です」本編の
序盤で黒島沙和と付き合っていたDV男
でした。
ただでさえ恋愛を理解できない数学オタクな
思考の持ち主な上、波止陽樹が初めての
彼氏だったためDVが普通だと感じて
しまっていたようですね。