auが学生向けのスマホ料金のCMを
放送していますね。
以前は三太郎シリーズに高杉くんが乗り込んで
ゼロ円と言っていたような気がしますが
今回はそのどちらのシリーズでもない
昔人気だった「未成年の主張」のパロディ
となっています。
拡張器を手にしてスマホが欲しいと
叫んでいる女子高生役の女優は誰でしょうか。
調べましたのでご覧ください。
目次
0円の主張
息子・娘のスマホというのはどこの
家庭も慎重になるものですよね。
その理由はいくつかありますがCMの
ように金銭面というのもあるはず。
特に高校生の親の世代は格安SIM
などもよく知らず、auやドコモなどの
キャリアで言われるがままに契約し
毎月1万円近く払っている人が多い
ようです。
子どもがスマホを持てば毎月1万円の
出費がかかると考えると警戒するのも
当然です。
引用:YouTube au
拡張器を持って主張している女子高生は誰?
山田杏奈です。
女子高生役が似合うのも当然で現在18歳
です。
ちょうど受験が終わった時期となって
います。
受験した大学については公表されて
いません。
山田杏奈は浦和一女と呼ばれる埼玉屈指の
進学校に在籍していると言われていました。
もしそれが事実なのであれば大学進学を
しないという選択は考えられませんね。
プロフィール
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名前:山田杏奈(やまだあんな)
生年月日:2001年1月8日(18歳)
出身地:埼玉県
身長:159cm
血液型:A型
事務所:アミューズ
ゼロ学割の落とし穴
スマホが0円というのは魅力的ですが
このシステムには罠があります。
0円になるのは使用データが1GBまでで
2GBなら1,000円、5GBなら2,500円、
20GBなら3,500円となっています。
しかも、この料金は自動で計算されており
1GB使用した時点で特別な操作をしなくても
そのまま使用できてしまいます。
親御さんは0円だと思って安心していると
翌日にとんでもない請求が来て驚くことに
なるでしょう。
ちなみに1GBというのはYouTube動画を
低画質で見たとしても数時間ほどです。
最高画質では1時間ほどになるでしょう。
スマホを初めて持った子は低画質に設定
する方法を知らないでしょうから下手すると
契約したその日のうちに1GBを突破する
ことになるでしょう。
ゼロ円割はわずか3か月
CM中にも見えにくい字で書かれて
いますが、0円になるのは契約の翌月から
3か月のみです。
3か月経過するとプラス1,980円になります。
わずか1GBしかないのに1,980円も取られる
のは悲惨ですね。
ちなみに20GB近く使った場合は5,480円です。
0円の時だけ使って解約できる?
できません。
当然のように2年縛りがあります。
エグいですよね。
0円でスマホが持てるのかと思ったら
最終的に最低でも2年間で41,580円も
かかるんです。
途中解約する場合は違約金として1万円
近くかかります。
こんな制度を取っているのは日本だけ
です。
なんで国は実質ゼロ円スマホなどを
規制してこの2年縛りを規制しない
のでしょうね。
CMは前提がおかしい
今回のCM、女子高生の山田杏奈が主張し
母親が「お金が理由だった」と返答して
いますよね。
なぜ親が支払うことが前提なのでしょうか。
「大学に合格したら」という条件を提示した
ということは大学生になってからスマホを
持つことになるわけです。
大学生にもなってママにスマホ代を出して
もらうつもりでしょうか。
自分で払いましょうよ。
たった3か月しか0円にならないのに
まるで「タダでスマホが持てる」と勘違い
させるような主張をするのではなく、
「お金は私がバイトで払うから気にしないで」
と言いましょうよ。
最後に
auのゼロ学割で主張している女子高生を
演じているのは山田杏奈です。
私は正直このCMの主張に疑問を感じます。
まず「ゼロ円」という表現が永続しない
ことをしっかり伝えていないのがズルい
です。
しかもよく聞くと「ゼロ円から」と言って
おり、1GBを超えた場合は料金が加算
されることに含みを持たせています。
何度も騙されてきた私たちならゼロ学割の
裏がわかりますが、初めてスマホを持つ
子どもたちは理解できないでしょう。
そしてその親御さんが言われるままに
契約してしまったら・・・
ゼロ学割のはずが初月からお金がかかる
というクレームが殺到しそうです。
契約窓口でちゃんと納得できる説明が
あるのでしょうか。