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スカーレット 「家事は誰でもできる」の本当の意味は?喜美子はいつ認めてもらえる?

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朝ドラ「スカーレット」の大阪編では荒木荘で働く大久保のぶ子が喜美子に「この仕事は誰でもできる。だから褒められたりしない」と語っていました。

 

それに対し喜美子は「大久保さんのごはんおいしいかった。誰にでもできることじゃない」と返しましたが、真意というか別の捉え方もある気がします。

 

現代の社会人にも当てはまる内容です。

※当記事は私自身の独断と偏見によって書かれたものであり、「スカーレット」が伝えようとしていることとは違う可能性があります

 

 

 

誰でもできる「ように見える」

 

大久保のぶ子が言いたかったのは「こんなもん誰がやってもいっしょ」という意味ではなく「どんなに頑張っても他人からは同じように見えている」ということではないでしょうか。

 

だからこそ「3枚のお皿」の話をしているのだと思います。

 

家事は全て完璧にこなして当たり前、それをすごいねと褒めてくれる人なんていない。

 

周囲からは誰にでもできる仕事だと思われ、蔑ろに扱われる。

 

そんな辛い仕事だから子どもにはできないのだと言っているように感じました。

 

 

現実でも多くの仕事があてはまる

 

現実の社会でも主婦に対し「報酬なんかなくて当たり前、やって当然。友達とのランチなんて以ての外」という態度をする人が多いですよね。

 

他にも、たとえばコンビニの店員などのアルバイトも「全て完璧にできて当たり前。客の要望はどんなに理不尽でも聞き入れるべき」と考えている人が多いように見えます。

 

主婦やコンビニ店員はTwitterなどで声を上げる人が増えたことでやや理解され始めてはいますが、この手の「誰にでもできると思われている」仕事はたくさんあります。

 

 

プロならできて当然?

 

また、明らかに誰にでもできるものではなくても、その仕事を生業にしていたら出来て当然と思っている人もいます。

 

IT業であればクライアントから「どんな荒唐無稽なシステムもプロならちゃちゃっと作れて当然」と思われることが多いです。

 

絵描きであれば「どんな絵柄だろうとサラサラと描けて当然」と思われていることが多いです。(さらに友人なら無料で描いて当然と思っている人が本当に多いです)

 

 

どの仕事も子どもの手伝いとは違う

 

どんな仕事でも子どもの頃のお手伝いとは違います。

 

親から褒められ感謝の言葉をしっかり受け取ることのできる子どもの手伝いと、上手にできて初めて及第点のような扱いを受ける仕事ではモチベーションも違います。

 

 

大久保のぶ子は喜美子を認めたわけではない

 

第15話では食卓に急須を残し喜美子に任せるという粋な態度で働くことそのものは許しました。

 

しかしこの後も大久保のぶ子は喜美子を一人前扱いしません。

 

さらに大久保のぶ子がいる間は喜美子の給料もわずか1000円です。

 

ちなみに当時は大学卒の社会人の初任給は6000円ほどでした。

※丸熊陶業では10000円とされていました

 

喜美子は中卒・女性ということに加え、大久保のぶ子がいる間は見習い扱いなので給料もほとんどは大久保のぶ子に吸われている形になっています。

 

 

最後まで認めない大久保のぶ子

 

大久保のぶ子はしばらくして喜美子に全ての仕事を任せて実家に戻りますが、最後まで喜美子を一人前として認めません。

 

実は喜美子はある一件で「荒木荘で一人前になるまでは女中の仕事を辞めない」と啖呵を切ったことが原因です。

 

大久保のぶ子は自分が認めたら喜美子が荒木荘を卒業してしまうと考え、心では認めているものの頑なに態度に出しませんでした。

 

心の中では第15話の「大久保さんのごはんは大久保さんにしか作れない」と言った時点で認めています。

 

 

最後に

 

朝ドラ「スカーレット」の大阪編に登場する荒木荘の大久保のぶ子が言った「この仕事は誰でもできる」という発言は、「誰にでもできるように見えるから褒められない。なのに毎日朝から晩まで大変な思いをして働かなければならない」という意味ではないでしょうか。

 

現代の社会人も多かれ少なかれ同じような思いをしていますよね。

 

働くということは「できて当たり前」という目で見られるということです。

 

誰にも褒められずに毎日続けるのは本当に大変ですよね。

 

 

 

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