TBS「ノーサイドゲーム」に登場した
森下教授の娘のマナちゃんを演じた子役は
誰でしょうか。
調べましたのでご覧ください。
なお、劇中のフィクションではありますが
マナちゃんは移植手術を受けるために
アメリカに渡っています。
「心臓移植なら海外へ」というのが
当たり前のように描かれましたが本来
この手の海外移植は喜ばしいことでは
ありません。
その理由についても紹介しますので
これを機会に考える材料にしてみて
ください。
目次
森下マナを演じた子役は誰?
滝口芽里衣です。
メリイと読みます。
プロフィール
名前:滝口芽里衣(たきぐちめりい)
生年月日:2008年11月4日(10歳)
出身地:東京都
身長:139cm(成長中)
事務所:スターダストプロモーション
森下マナちゃんとは
帝国工科大学の森下教授の娘です。
心臓に病気を抱えており、移植手術が
必要な状態です。
府中市の病院に入院しており、七尾が
ボランティアを通して仲良くなって
います。
移植手術のためアメリカへ
アメリカで移植手術を行うため旅立って
います。
費用は約1億9000万円とのことです。
父親は大学教授とはいえ、大金を用意
することができず苦しんでいました。
そんな中、カザマ商事のバンカーオイルの
調査を捏造する代わりに大金を得ることに
成功しています。
海外での移植の是非
最近、とある社長が海外移植を支援ました。
元々その社長があまり評判がよくなかった
こともあり、美談扱いで報道された直後
から炎上しましたよね。
批判の理由の一つに「海外移植は悪」
というものがあります。
その根拠はイスタンブール宣言です。
イスタンブール宣言とは
2008年にトルコ・イスタンブールで
宣言された海外移植手術や臓器売買からの
保護・対策に関するものです。
移植ツーリズムによって踏みにじられた
犠牲ではなく、個人から個人への健康の
贈り物として祝福されるものでなければ
ならない
移植ツーリズムは、公平、正義、人間の
尊厳の尊重といった原則を踏みにじる
ため、禁止されるべきである
引用:イスタンブール宣言
とされています。
なぜ禁止されるべきなのか
弱者が虐げられることにつながる
というのが最大の理由です。
海外移植をするとは言っても、ほとんどの
場合は現地でも移植を待つ患者はたくさん
います。
なお、「お金で優先権を買っている」と
いうのは勘違いです。
待機の順番は先着順ではなく緊急性が
考慮されます。
海外渡航するのはギリギリの場合が多いので
緊急性の面で優先順位が上がっているのです。
とはいえ、海外からお金を積んで待機列に
加わっていることは事実です。
ドナーカードへの記載を
日本国内では移植のための臓器提供者が
非常に少ないです。
それは「提供の意思表示をしていないと
ドナーになれない」ためです。
ぜひドナーカードで意思表示をしましょう。
なおドナーカードには「臓器提供を希望
しない」という項目もあります。
脳死と心臓停止の選択ができますし、
提供したくない臓器を選択しておくことも
できます。
ドナーカードは市区町村窓口などで
入手可能です。
また、インターネットでカードを申し込む
ことも可能です。
最後に
TBS「ノーサイドゲーム」に登場した
森下教授の娘・マナちゃんを演じたのは
滝口芽里衣です。
心臓に病気を抱えており、アメリカに
移植手術のために旅立っていきました。
なお、海外移植は美談ではありません。
イスタンブール宣言により各国は自国で
移植できるように努力するよう求められて
います。
日本では臓器提供の意思表示をしている
人が少ないため移植実績が少ないのが
実情です。
ドナーカードで意思表示をしましょう。
なお、当記事はマナちゃん役の滝口芽里衣や
ドラマでの海外移植について否定する
つもりはありません。
ドラマはあくまでフィクションです。
これを機会に現実の移植手術について
少しでも興味を持っていただけたらと
思います。
臓器提供に好意的な人でも意思表示を
していない人が多いようです。
日本では意思表示がない場合、移植に
使うことはできません。
また、一度提供の意思を示したとしても
当然後で変更をすることもできます。
少しでもドナーの数が増え、日本国内で
臓器移植が増えることを祈っています。