なつぞら

なつぞら 泰樹vs農協 酪農を牛耳る?牛乳の値段を均一化!?現代にも繋がる問題がテーマ

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なつぞら第3週では9年の歳月が過ぎ

なつが高校3年生になっています。

 

そんな中、十勝にも農協ができました。

 

しかし泰樹は農協を「酪農を牛耳る組織」

として快く思っていません。

 

 

 

農協ができた経緯

 

※朝ドラ内の設定です

 

十勝に農協ができたのは、牛乳が売れる

ようになり、各牛乳メーカーが十勝に

参入してきたためです。

 

農協がなかった時代、各酪農家とメーカーが

個別に取引をしていました。

 

酪農家は交渉の経験が少ないため、

特に規模の小さい酪農家はメーカーの

言いなりになってしまいました。

 

規模の大きい酪農家のほうが待遇が

よくなるため、各酪農家の間で不公平が

出てしまいます。

 

そのため、農協が一手に牛乳を引き取り

メーカーとの値段交渉などを引き受ける

ことで酪農家が平等に取引できるように

したのです。

 

さらに、お金のない農家や新しくやってきた

開拓者たちには乳牛を貸し出すなどの事業も

行っています。

 

 

泰樹が激怒 その理由とは

 

泰樹は自分で作った牛乳は自分で売りたいと

考えています。

 

大切に作った質のよい牛乳を他の牛乳と

同じものとして扱われるのが我慢ならない

ようです。

 

また、もともと取引があったメーカーとの

やりとりも続けたいと考えています。

 

 

農協の力が強くなりすぎるという懸念

 

泰樹は「農協が酪農家を牛耳るつもりだ」と

言っています。

 

お金のない酪農家が牛を借りたり、

牛乳を農協に差し出すということは

農協に生殺与奪の権利を奪われるという

ことです。

 

実際、現実でも酪農家が独自の路線を

築こうとすると農協に邪魔をされる

といったニュースが流れることもあります。

 

農協ができたばかりの「なつぞら」でも

泰樹は同様のことを懸念しているようです。

 

 

柴田剛男

 

実は、泰樹の義理の息子、婿養子の

柴田剛男は農協に勤めています。

 

このため、泰樹と剛男はやや険悪な

ムードとなっています。

 

剛男としては泰樹に農協の考え方を

理解してもらいたいと考えている

ようですが、泰樹はなかなか受け入れられ

ません。

 

 

山田天陽

 

9年前、山田家の畑を開墾するのを泰樹が

手伝った縁で泰樹は天陽を気に入っています。

 

しかし、天陽が農協から乳牛を借りたことを

知った泰樹はなつに「天陽の手伝いをすることは

許さん」と激怒します。

 

さらに「若い男女が一緒にいるのはよくない」

とまで言い出します。

 

 

実は泰樹は農協を必要だと感じていたことがある

 

泰樹の奥さん、つまり照男や夕見子に

とってのおばあちゃんは若くして亡くなって

います。

 

その葬儀の際、泰樹は「農協があれば

こんなことには」と呟いています。

 

というのも、当時はまだ柴田牧場は今ほど

大きくなく、奥さんが病気になった際に

医者に診てもらうことができなかった

のです。

 

もしあのとき農協が存在し、小さな農家を

助けることができれば、泰樹は奥さんを

亡くさずに済んだかもしれません。

 

 

最後に

 

なつぞら第3週では十勝に農協が誕生

します。

 

しかし泰樹は農協をよく思っておらず

敵対します。

 

農協に勤める柴田剛男や、農協から

乳牛を借りた天陽とも対立してしまい

ます。

 

もともとは泰樹も農協のような組織を

必要だと考えていたようです。

 

泰樹と農協の関係をよくするため、

奥原なつは女優になる決意をします。

 

ちょっと何言ってるかわかりませんね(笑)

 

なつは高校の演劇部で酪農家に関する

舞台の看板女優に挑戦することになります。

 

 

 

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