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メゾン・ド・ポリス 第7話あらすじをネタバレ!恋愛脳のバンギャお嬢様と資産家の祖母

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当記事は「メゾン・ド・ポリス」の

原作小説のあらすじです。

 

現実の人物・団体・事件とは一切関係が

ありません。

 

また、TBSのドラマとは設定や

登場人物等がやや異なっています。

 

とはいえドラマでのネタバレが含まれる

可能性もありますのでご注意ください。

 

前回のあらすじはコチラです。

メゾン・ド・ポリス 第6話あらすじ!ブラック企業で起きた不可解な事件の真相は?

 

 

第7話で登場するのはバンドのおっかけで

大金を貢ぐお嬢様と資産家の家族です。

 

かなり頭の緩い恋愛お花畑脳な女性と

なっています。

 

この事件とは別に、夏目惣一郎の過去の

事件が再び動き出そうとしています。

 

 

タトゥの男と貢ぐ女

 

シュンと名乗る腕にタトゥーの入った

男と、そのシュンに様々なものを貢いで

いる中丸香織。

 

シュンという男はバンドマンのようですが

ワンルームの六畳の部屋に住んでおり

常にお金に困っています。

 

一方の香織は親がお金持ちです。

 

シュンに貢いだお金は親に嘘をついて

出してもらっていました。

 

この日はシュンから「レーベルの立ち上げ

資金」という名目で50万もの無心を

されています。

 

クズな男ですが香織は依存してしまって

おり、シュンが辛そうな顔をすると

ついお金を貸す約束をしてしまうのでした。

 

 

資産家の祖母・大浦春江

 

中丸香織の祖母は資産家なので香織は

今回の50万を祖母に借りようとして

います。

 

「アメリカに短期留学したい」という

嘘で借りようとしますがボケ始めていた

はずの春江に見破られてしまいます。

 

「出て行かなければ富江(香織の母)に

電話する」と言われ、シュンと会えなく

なるかもしれないとパニックに陥った

香織は近くにあった生け花用のハサミを

祖母に突き立ててしまいます。

 

自分のやってしまったことに焦るものの

「シュンくんと会えなくなる」と自分勝手な

想いに満たされはじめ、凶器となった

ハサミの指紋を拭い箪笥からお金を物色

しはじめます。

 

20万円ほどかき集めたところでシュンから

電話があり、甘えた声で返事をしながら

廊下へと出て行きます。

 

なお、部屋を物色していた途中、飼い猫の

シロちゃんに右手の甲を引っかかれて

います。

 

 

第一発見者・大浦藤子

 

大浦春江の三男・寿三郎の嫁・藤子は

1年半ほど前からボケはじめた春江の

介護をしています。

 

事件の翌日の朝も介護のために春江の

家へやってきました。

 

そこで倒れている春江の姿を発見、

あわてて夫の大浦寿太郎に電話をかけます。

 

 

メゾン・ド・ポリスが警察の情報を知っている理由

 

ある日のメゾン・ド・ポリス。

 

朝ののどかな時間に栄養士の考えた献立で

食事をとっていると、天井の隅に取り付け

られたスピーカーからアナウンスが流れます

 

警視庁より入電。女性の遺体発見。

右わき腹を刺されている。現場、

のばら町四丁目八番

 

アナウンスは警察無線です。

 

誰が設置したのかはわかりませんが

メゾン・ド・ポリスのどこかに受信機が

置かれており、主要な部屋にはスピーカーが

取り付けられています。

 

 

現場

 

メゾン・ド・ポリスの面々は無線を聞いて

すぐに現場に向かいます。

 

しかし今回は牧野ひよりがいないためか

中に入ろうとすると警察官に止められて

しまいます。

 

仕方なく近所の人に野次馬を装って

聞き込みをしていきます。

 

そうこうしているうちに柳町北署の

刑事課長・新木がやってきたため一緒に

中に入っていきます。

 

 

事件概要まとめ

 

ここで一旦事件をまとめておきましょう。

 

被害者は大浦春江82歳。

 

右わき腹を生け花用のハサミで刺され

ました。

 

旦那さんはスーパー「大浦屋」の

元オーナーでした。

 

第一発見者は三男の嫁・大浦藤子です。

 

なお大浦春江は軽度のアルツハイマー病を

患っており大浦藤子が毎日介護をして

いました。

 

 

大浦春江の家族構成

 

大浦春江の子どもは長女・富江、

長男・一(はじめ)、次男・英二、

三男・寿三郎となっています。

 

大浦一は「大浦屋」の社長、英二は

「大浦屋」の副社長です。

 

富江は中松という会社経営者に嫁いで

います。

 

冒頭に登場した中松香織は富江の娘

です。

 

寿三郎はレストランやバーを経営した

後健康食品の販売店に勤務、それも

昨年辞めており現在は古着屋を営んで

います。

 

寿三郎だけ毛色が違うのは春江の介護の

ためです。

 

寿三郎の妻である藤子が中心となって

いますが旦那である寿三郎も妻を助ける

ために仕事をやめ自由のきく自営業に

転身していたのです。

 

 

柳町北署の捜査会議

 

捜査会議には刑事課長の新木のほか

5人の刑事が集まっています。

 

そのうちの1人がひよりです。

 

デスダンス模倣事件以降、メゾン・ド・

ポリスの力を借りたとはいえ次々と

手柄を立てたことでお茶汲み要因扱い

からきちんと捜査員として扱われる

ように成長しています。

 

 

間宮朝人・襲来

 

捜査一課のエリートであるはずの

間宮朝人が突然柳町北署にやって

きました。

 

エリートの来訪に署員は大慌てです。

 

間宮朝人は巡査から出世していった

いわゆる「ノンキャリア組」ですが

警視正への昇進の話が出るほどの

出世頭です。

 

※ノンキャリアのほとんどは警視

止まりで現役生活を終えます。

 

 

間宮とひより

 

その間宮がひよりを呼び止めます。

 

間宮は現役時代の夏目惣一郎の部下であり

メゾン・ド・ポリスの話をしたかった

ようです。

 

※ドラマでは夏目が間宮の部下

 

 

最初こそ和んだ雰囲気でしたが

「夏目さんは我々に対して大きな誤解を

している」と言い出し雲行きが怪しくなって

きます。

 

 

間宮朝人の警告

 

「夏目惣一郎は危険な人物」と言い出す

間宮朝人。

 

「我々(警察)に有害な行為を働こうと

するなら阻止しなくてはならない」

「そのためにきみが必要だ」

と、ひよりにスパイ行為を要求します。

 

さらにはひよりの父の話も匂わせ、

半ば脅迫のような展開になっています。

 

 

メゾン・ド・ポリスの現場検証

 

メゾン・ド・ポリスメンバーが現場に

赴きます。

 

2階には春江のコレクションしていた

花器の棚がありました。

 

特に高い「小鳥遊亘の花器」は300万円も

するようです。

 

その300万円の花器は盗まれずにそのまま

残されています。

 

残された家族たちは盗まれた花器や

300万の花器の心配ばかりしており

ひよりはややご立腹です。

 

 

夏目惣一郎

 

第一発見者の大浦藤子の夫・大浦寿三郎が

経営している古着屋に聞き込みに行った

後、夏目惣一郎はひよりに向かって

「あの事件」について調べ始めると

言い出します。

 

裏には警察が関わっている可能性が

あり、ひよりは間宮朝人から夏目を

警戒するように言われていました。

 

どちらにつけばいいのか戸惑っている

ひよりに対し

 

動き出せばみんなを巻き込むことになる。

とくにひよりは警察の人間として厳しい

状況に置かれる可能性がある。

「これ以上は無理」だと思ったら

俺たちから離れたほうがいい。

もちろんそれでも親父さんは必ず見つけ

出し守ってみせる

と伝えます。

 

 

中丸香織の事情聴取

 

大浦春江の孫である中丸香織も事情聴取を

受けることになりました。

 

バンギャ服に身を包み、手には指なし

皮手袋をしています。

 

普段はシュンの要望もありお嬢様風な

姿ですが、事件の際にシロちゃんから

受けた右手甲の傷を隠すためです。

 

皮手袋が不自然でない格好ですが全体的に

不自然ですね。

 

 

伊達有嗣の目

 

ひよりにより事情聴取が行われましたが

容疑者として疑っていなかったこともあり

ほぼ無警戒で簡単な質問だけで開放しようと

します。

 

その横にいた伊達が、さりげなく皮手袋を

指摘します。

 

ひよりと話している際に右手の甲を無意識に

触っていたのを見ていたようです。

 

逃げようとしますが周囲には元刑事たちが

います。

 

結局手の傷はバレてしまいました。

 

シロちゃんの爪をDNA鑑定した結果、

牧野ひよりと中松香織の皮膚組織が

検出されました。

 

 

中丸香織の自供と新たな疑問

 

彼氏のシュンに大金を無心されていたこと、

事件当日にパニックになりハサミで春江さんを

刺したこと、そして部屋から現金を盗み

だしたことなどを供述しました。

 

一方、花器については持ち出していない

と答えています。

 

 

1つの事件に2つの犯人

 

花器を盗んだのは中丸香織ではありません

でした。

 

介護をしていた大浦寿三郎・藤子夫妻

です。

 

古着屋を営むにはその古着を仕入れる

資金が必要です。

 

大浦春江の貯金をあてにしていたのですが

あるとき「財産は慈善団体に寄付する」

と話しているのを聞いてしまい、こっそり

花器を売るようになったのです。

 

第一発見者として春江が倒れていたのを

目撃した際に警察や救急車ではなく夫に

電話をかけたのはこの花器の盗みをどう

隠すかの相談だったわけです。

 

 

悲しみの遺言状

 

大浦春江は遺言状を作成していました。

 

そこには「小鳥遊亘の花器は藤子と

寿三郎に譲る」と書かれていました。

 

「小鳥遊亘の花器」とは300万円の花器

のことです。

 

さらに介護をしてくれていたことに感謝の

言葉が綴られており、大切に想っていた

ことが書かれていました。

 

事件そのものは一件落着ですがしこりの

残る内容となっていますね。

 

 

ひよりの覚悟

 

間宮朝人から「夏目惣一郎のスパイ」を

しろと言われていたひよりですが、

悩んだ末、メゾン・ド・ポリスを信じる

ことにしました。

 

今後、警察組織に歯向かう場面も出て

くるかもしれませんね。

 

次回に続きます。

 

 

個人的感想

 

今回は加害者がかなりおかしい思考を

しています。

 

バンドマンと付き合い大金を貢ぎ続け

挙句の果てに実の祖母を手にかけて

しまうというのはフィクションでも

ピンと来ませんね。

 

現実でも「恋愛脳」と呼ばれるタイプの

人がたまに似たような言動をしている

ことがあって驚きます。

 

 

祖母の遺言状に添えられた感謝の手紙は

思わず「うわっ」と声を上げてしまい

ました。

 

相手の気持ちを知らずに花器を売り

さばいていた寿三郎・藤子夫妻は

深く後悔しているでしょうね。

 

 

最後に

 

TBSドラマ「メゾン・ド・ポリス」の

原作小説第7話(2巻2話)のあらすじ

でした。

 

恋愛脳の女性による短絡的犯行と

息子夫妻による花器泥棒が組み合わさった

事件となっています。

 

昔の人は「怒ることでしか教育できない」

と思っているフシがあるので子供側からは

相手のための行動とは思えないんですよね。

 

なんとも切ない結末でした。

 

 

次回のあらすじはこちらです。

メゾン・ド・ポリス 第8話あらすじ!高平厚彦の激昂?さくら町商店街の事件簿

 

 

 

 

 

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