2018年のＭ－１に出場するマヂカルラブリー。
実は今年、アメトーークに２度出演して
います。
優勝の可能性は十分。
アメトーークでの活躍ぶりを振り返って
みましょう。
目次
アメトーーク パクりたい-1 GP
ザキヤマとフジモンにネタを真似されたい
芸人が集まるアメトーークの企画です。
そもそもなぜパクられたいのか。
それは、以下のようなカラクリによります。
ザキヤマ・フジモンというバラエティで
活躍している芸人が、まだテレビに
出られない若手の一発ネタを様々な番組で
行うことで、一発ネタそのものの知名度が
上がります。
また、最近はテロップで元ネタの芸人の
名前が表示されるため、本人たちの
知名度自体も上がるわけです。
営業や舞台などでそのネタをすれば
あのザキヤマがやってたやつ！
あのフジモンがやってたやつ！
といった形でウケるため、喜んでパク
られているわけですね。
個人的には、この手の一発ネタが苦手
ですが、若手が手っ取り早くメジャーに
なるためには必要なことなのでしょう。
マヂカルラブリー パクられネタ
番組で披露したのは天然おバカさんキャラのネタです。
コントの詳細を言葉で説明するのは苦行なので
割愛します。
ざっくり言うと、
・回転寿司に初めて行ってわけもわからず
天然行動。
・飲み会で飲み物をすぐこぼしちゃう。
の２本のシチュエーションコントです。
2016年のM-1敗者復活戦で使ったネタですね。
ちなみに、敗者復活戦ではさらに
・歩いているとすぐ転んじゃう
というネタもありましたが、アメトーークでは
省かれています。
動きがかなりキモいです。
常時白目とキモい動きはバラエティ向き
ですし、ザキヤマやフジモンも真似
しやすいですよね。
ザキヤマ・フジモン アレンジ
まさかのフジモンがボケ。
立ち位置的にも芸歴的にも、さらに１組目の
パクりネタもザキヤマがボケだったので
かなり意表をつかれました。
パクりネタは、寿司部分だけで３倍近い
時間を使っています。
わずか８分のネタあわせでここまで
できるのはさすがですね。
0を1にするのはできないけど1を10に
できる料理人ザキヤマ・フジモン。
ちなみに膨らませた部分のネタは
マヂカルラブリーが使うのはＮＧだ
そうです。
M-1決勝を賭けて練りに練ったネタを
わずか８分でより洗練されたネタに
されるとは。
やはり技量の差があるということ
でしょうか。
※ザキヤマ・フジモンも自分たちで
言っているように、全くのゼロから
ネタを作るのは本当に大変です。
短時間でより面白いネタにアレンジ
したからといって、マヂカルラブリーが
圧倒的に劣っているという意味には
なりません。
アメトーーク もっと売れたい芸人
パクられ-1 GPの約１ヶ月後に放送された
もっと売れたい芸人。
実力はあるのに売れていない芸人特集。
マヂカルラブリーはアメトーーク的に
ブレイク必至と見られているようです。
今回はコンビではなくボケの野田クリスタル
のみの出演です。
ちなみに、この回にはマヂカルラブリー
同様、2018年Ｍ－１に出場するミキの
昴生（こうせい）も出演していました。
マヂカルラブリー・野田クリスタルの過去
元々小中学校の頃から明るく冗談を
言ってクラスを沸かせるタイプだった
ようです。
しかし、高校１年生のときに転機が。
Ｖ６の人気番組「学校へ行こう」内の
企画「学生お笑いインターハイ」に
高校時代の友人と出場し、見事優勝
したのです。
※当時の相方は今の相方ではありません。
この頃から、「尖り始めた」という
野田クリスタル。
優勝したことでプロ意識が芽生え、
学校では笑いをとることがなくなります。
さらに、なぜか早退することが増えます。
どうやら、「お笑いの仕事」があって
忙しく見せたかったようです。
実際には特に芸能活動をしていたわけ
ではなく、かといって外で遊ぶとバレて
しまうため、自宅に引きこもりゲーム
ばかりやっていました。
なお、怪我の功名として、ゲームを
自作できるほどのプログラミング技術を
独力で身に着けています。
私もプログラムは多少できますが、
独力でゲームを完成させるのはとても
大変です。
野田クリスタルはかなりの努力家の
ようですね。
先輩・ピース又吉の証言
ピース又吉の野田クリスタル評は
仲は良いが、謎が多い
とのこと。
野田クリスタルは吉祥寺に住んでいる
とのことで、又吉が吉祥寺で遊ぶときに
声をかけると必ずやってくるのですが、
毎回必ず滝のような汗をかいていました。
詳しく問い詰めると、なんと住んでいる
のは、吉祥寺から徒歩40分の武蔵関。
汗をかいていたということは車やバイク
ではなく、走ってきていたのでしょう。
なぜ嘘をついていたのかというと、
はじめて仲良くしてくれた先輩なので
なんとしても気に入られたかった
とのこと。
ちょっと努力の方向がズレているような
気もしますが、ここまでしてくれれば
先輩として又吉もうれしいのでは
ないでしょうか。
最後に
2017年のＭ－１に出場のマヂカルラブリー。
2017年はアメトーークで何度も取り上げ
られるなど、飛躍の年でした。
この１年の締めは12月3日のＭ－１です。
これまでも何度も挑戦してきたものの
決勝戦出場は初。
１年の集大成を見せてほしいですね！