カルビーのフルグラがCMを放送していますね。
ヨーグルトのかかったフルグラを美味しそうに食べているのが印象的です。
CMソング、耳馴染みのある曲調ですよね。
日本でも童謡としてよく歌われている曲の替え歌です。
調べましたのでご覧ください。
フルグラでフルーツでオーツ麦
よく見るとピントのボケた背景に三毛猫がいますね。
動物をCMに使っておきながらメインとして使わないのは珍しいような気がします。
私が気付かなかっただけで実際には多いのでしょうか。
歌詞にも入っているオーツ麦は食物繊維・カルシウム・鉄分が豊富な食材です。
なお、ネットでは「フルグラは太る」「フルグラはダイエットにいい」という両極端な内容があります。
正解は「食べ過ぎたら太るが少しだけなら痩せる」です。
フルグラを満腹まで食べ続けたらすさまじいカロリーになりますが、昼や夜などの食事で不足するであろう食物繊維等を補う目的で適量を食べるのであればダイエットに適しています。
引用:YouTube Calbee カルビー公式チャンネル
CMソングの替え歌の元ネタは?
童謡「森へ行きましょう」です。
幼稚園や小学校などで歌ったことがあるのではないでしょうか。
日本語歌詞なので日本の童謡だと思われがちですが、この曲の元ネタはポーランド民謡です。
ポーランド民謡としてのタイトルは「Szła dzieweczka」です。
直訳すると「女の子が歩いていた」です。
ポーランド語の歌詞ではその後「do laseczka」と続き、そこも併せて訳せば「女の子が森へ歩いて行った」となります。
2枚目の15曲目に収録されています。
このアルバムは世界の民謡の日本語歌詞のアルバムです。
都市伝説
「ポーランド語は子どもが歌うような歌詞ではない」という都市伝説が子どもの間で囁かれたことがありました。
私の学校だけかと思ったら、出身地が全く違う方の間でも話題になっていたそうなので全国的に有名なのかもしれません。
具体的な内容は省きますが、オブラートで何重も包むと「若い娘と木こりの話」だということです。
ちなみに日本語版の歌詞は「森へ行きましょう」「お弁当を食べましょう」など、「~しましょう」という木こりによるお誘いで統一されています。
その一方のポーランド語の歌詞は「女の子が森へ行った」「狩人が恋する女の子を見つけた」「狩人さんに会えてうれしいわ」という女の子と狩人両方の視点で歌われています。
歌詞の内容が違うのは事実ですが、さすがにこれを「子どもが歌うような歌詞ではない」と言うのは想像力が豊かすぎると言わざるを得ませんね。
最後に
カルビー・フルグラのCMソングの元ネタは童謡「森へ行きましょう」です。
ポーランド民謡「Szła dzieweczka」がベースとなった曲で、この元ネタの曲と日本語歌詞の童謡で歌詞が違うことから都市伝説が生まれました。
ポーランドでもこの曲は歌われていますし、「子どもが歌う内容ではない」というのは事実無根のいいがかり(?)と言ってよさそうです。