日テレドラマ「美食探偵 明智五郎」の第7話が放送されましたね。
新型コロナウイルスによる撮影自粛により中断していたので楽しみにしていた人は多かったでしょう。
私もその一人です。
事前にリハーサルでフェイスガードをしていたことなどが明かされており、どんな内容になるのか楽しみにしていました。
蓋を開けてみると抱き合うシーンなどもあり、登場人物の二人が吐くという「ゲロ回」でした。
挑戦的すぎる内容でびっくりしましたね。
一部で「ゲロ回」がある作品はヒットするというジンクスがありますが、自粛明けでいきなりやるとは思いませんでした。
炎上と紙一重の「ゲロ回」
「キスシーンがなくなるのでは」などの心配があったドラマ業界でいきなりの吐しゃ物というのは、見る人によってはかなり不快に感じる内容ですよね。
吐しゃ物は口の中どころか体内から出てくるため、ウイルスが含まれている確率は高そうです。
※当然ですがドラマでは本当に嘔吐しているわけではありません
個人的には、新型コロナウイルス云々とは無関係に吐いている姿がちょっと苦手です。
必要な設定だったのか
ストーカーがココからの料理で吐くのは原作通りです。
ですが原作では直接吐くシーンは存在せず、公園で倒れているところを発見されています。
ドラマでは意識ある状態から昏倒・嘔吐を明智五郎や爆音エンジェルズの目の前で行いました。
また、ココは原作では摂食障害ではなかったため、嘔吐シーンはありません。
つまり、原作では二人とも直接のシーンが描かれていません。
ドラマではストーリーそのものもやや原作と異なっています。
正直、このタイミングでわざわざオリジナル要素として嘔吐シーンを入れる必要があったのかはやや疑問が残ります。
なお第7話ではストーカーが「1回目の昏倒」なので次回もまだ少し続くはずです。
原作ではココの犯行は警察に知られていませんが、ドラマでは上遠野刑事が爆音エンジェルズに近い位置におり、結末も変わりそうです。
第8話の内容によっては二人の嘔吐シーンは「必要だった」となるかもしれませんね。
挑戦的内容だったが概ね好意的
ネットでは今回の放送は概ね好意的です。
都内ではここ数日感染確認者が増えたりしてはいますが、日本全体では治癒者を除いたアクティブな感染者が1000人を下回っていることもあり、特にドラマは新型コロナウイルスとは別世界と考えている人が多いようです。
嘔吐についても、新型コロナウイルスとは無関係に「単純に気持ち悪い」という声のほうが多いように見えます。
特にこのドラマはおいしい料理が頻繁に登場する「飯テロドラマ」なので食欲が失せる演出に眉をひそめた人は一定数いるようです。
最後に
日テレドラマ「美食探偵 明智五郎」の第7話はゲロ回でした。
「飯テロドラマ」でありながらストーカー・田畑陽介と地下アイドル・ココの二人が嘔吐するというのは個人的にはかなり衝撃でした。
放送前には新型コロナウイルスで役者同士が近い距離で演技ができないのではと不安がありましたが、以前とほとんど変わらない距離で違和感はほとんどなかったですね。
最終話まで半分を切っているので無事に完走まで放送してほしいですね。