さて、北海道で見ることができるかも
しれない、低緯度オーロラ。
なかなか見れない現象とあっては、
見逃すわけにはいきません。
気温や服装をチェックしておきましょう。
また、オーロラ観測に必要なものも
まとめましたので確認してください。
気温
北海道に住んでいる方であれば言われ
るまでもなく十分把握されていることと
思いますが、夜は寒くなります。
当日の予想気温は17度前後ですが、
昼の17度と違い、日光が肌に当たらない
というのは気温以上に冷えます。
服装
20度を下回ったら長袖が必要とされます。
オーロラはすぐに見えるとは限らず、
長時間外で待機することになるかも
しれません。
秋物の長袖に、さらに羽織れるような
カーディガンやパーカーなどを用意
しておきましょう。
必需品
肉眼で確認するだけであれば、特殊な
装備は不要です。
寒くなりますので、上述のように
羽織れるものを用意したり、ボア付きの
靴下を用意しましょう。
また、この時期手に入りにくいですが、
携帯ホッカイロなどがあると便利です。
そして、必需品とは言えませんが、
せっかくのオーロラですので、写真に
おさめたいですよね。
スマホにカメラ機能がある？
いえ、スマホで撮影しようとしたら
絶対に後悔しますよ！！
オーロラ撮影に必要なカメラ
なぜスマホではうまく撮影できないので
しょうか。
それは、スマホで夜の撮影をしたことが
ある方ならピンと来るはず。
イルミネーションなどを撮影した際、
写真がブレたりしませんでしたか？
オーロラを写真でしか見たことがないと
勘違いしがちですが、実はあれ、動きます。
まさにカーテンのようにゆれるんですね。
撮影者がどんなにカメラをしっかり固定
しようとも、撮影物そのものが動くので
あれば、ブレます。
シャッタースピード
暗い中で撮影するには、動かずに
瞬間で撮影しなくてはなりません。
しかし、オーロラの光は非常に淡いため、
ある程度の光を集めないと撮影できません。
つまり、十分な光が集まるだけの
シャッタースピードの遅さが必要なのです。
動きがあるから速くなくてはいけない。
でも光が弱いから遅くなくてはいけない。
この矛盾した二つの条件を満たすのは、
10秒程度のシャッタースピードです。
レンズの明るさ（Ｆ値）
たくさん光を集めるには、シャッターを
遅く切るほかに、レンズの明るさでも
調整できます。
Ｆ値で表記されており、数値が低いほど
明るいレンズです。
また、広角・ワイドなレンズは
空を広い範囲で撮影するため、
神秘的なオーロラを大迫力で撮影する
ことができます。
ということで、オーロラ撮影には
Ｆ値が低く、広角なレンズが適しています。
ＩＳＯ感度
デジタルカメラでの撮影では、ＩＳＯ感度の
意識が必要です。
ＩＳＯ感度は光を捉える能力で、この値が
高ければ敏感に光を映し、シャッター速度を
上げることができます。
ただし、ＩＳＯ感度を上げるとノイズが
増えるため、画質が悪くなります。
ＩＳＯ感度が高くてもノイズが乗りにくい
カメラを選んでください。
最後に
一生で一度お目にかかれるかどうかの
低緯度オーロラ。
北海道などに住んでいる方は、ぜひ
このチャンスを逃さず見に行ってください。
私もいつかオーロラを見てみたいです！！