2017年もM-1が放送されました。
今回は敗者復活組を最初に発表したり、
ネタ順を毎回くじびきで決めたりと
新しい取り組みがありました。
にしても、長い!
1組目のコンビがネタをはじめるまで
40分近く経過しています。
この手の時間引き延ばしは格闘技などで
散々不満が出ているのに、なぜM-1も
同じ道を進んでしまうのでしょうか。
敗者復活組発表
これまでのM-1では、決勝戦の途中で
発表していましたね。
その結果、敗者復活組はネタ順がラスト
となり、会場が沸いた状態で漫才ができ
高得点が生まれやすい状況にありました。
トップバッターになるくらいだったら
敗者復活から上がったほうがいい
とまで言うコンビもおり、それを改善する
ため、2017年は番組の冒頭で発表し、
他の決勝進出者と同様にくじを引いて
順番を決めていくことになっています。
それにしても長い!!
19時(正確には18時57分)に開始された
M-1ですが、敗者復活組の発表に
なんと30分も使いました。
舞台裏など、漫才以外は全部削っていいのでは?
番組的には、ドラマチックな演出で
沸かせたいという思いがあるので
しょうが、いくらなんでもやりすぎ
ではないでしょうか。
敗者復活組は、そもそも決勝進出組に
漫才で劣っているとされたコンビたち
です。
そのようなコンビに30分も時間をかける
必要はありません。
さっと発表して、早く漫才を見せて
ほしいです。
次回から改善される?それとも廃止になる?
今回は初めての試みですので、MCも
裏方スタッフも半分手探りの状態でしょう。
次回同じ条件でやれば、もっとうまくやれ
るに違いありません。
ですが、敗者復活組発表に30分、そして
さらに笑神籤(えみくじ)で時間をとられる
この仕様は必要でしょうか。
出番が直前までわからない緊張を強いる
という不満もあるようですし、今回限りで
このルールは消えてしまうかもしれませんね。
最後に
M-1は漫才の祭典の中でも特に重要な
賞レース。
終了した際には、ショックのあまり
お笑いを辞めるコンビが続出したという
ほど。
そんなM-1だからこそ、漫才そのものに
力を入れ、余計な演出を省いた状態で
見てみたいですね。