ウクライナを始めとした東欧の国々を
旅行中、宿泊先にキッチンがあるときは
自炊をしたいですよね。
ですがウクライナのコンロはちょっと
変わっています。
日本ではレバーをひねればすぐに
火がつきますがウクライナはそうは
いきません。
使い方を説明します!
壊れてる?レバーをひねっても火がつかない!
ウクライナ(東欧)のコンロは一般的に
2種類あります。
1つは電気コンロ、もう1つはガスコンロ
です。
東欧のガスコンロ
電気コンロはレバーをひねれば熱く
なるので問題ないのですがガスコンロは
ほとんどの場合火がつきません。
ガスの臭いはしますがカチッという
音が一切しないんです。
実はこれ、壊れているのではなく
こちらでは一般的なスタイルなんです。
火のつけ方と必要な道具
火をつけるにはマッチかライターを
使います。
そう、コンロからはガスは出ますが
着火装置がついていないのです。
レバーをひねってガスを出したら
自力で火を近づけて着火させます。
ライターやマッチはスーパーなどで
手に入ります。
ウクライナの場合、ライターは50円
マッチは10円ほどで手に入ります。
タバコを吸わない方はマッチやライターを
持ち歩くことがないので買い忘れに注意
してくださいね。
お米を炊こう!
海外のレストランではお米(白いご飯)を
食べる機会が少ないですよね。
でも大丈夫です。
ウクライナではお米が安く手に入ります。
1kgで100円ほどです。
日本のブランド米と比較すると質は
多少劣りますが細長い米だけじゃなく
日本米に近い丸い米も同じ値段で売られて
います。
丸いお米はパッケージに「round rice」
などと書かれています。
ウクライナではお惣菜や肉塊がとても
安く手に入りますのでぜひお米を炊いて
味わってください。
現在まだ日本にいてスーツケースに
スペースが残っているならこういうのが
あると便利です。
電子レンジで12分でごはんが炊けます。
その他、100円均一などに置かれている
300円の電子レンジでご飯が炊けるツールも
あると便利です。
レンジにかけている間に水が沸騰して
べたべたしたお湯があふれるため
タオルなどでくるんで使うといいです。
※タオルをきつく縛ることでフタがあくのを
防止することも可能です
ちなみに鍋を使って炊くこともできますよ。
鍋でのお米の炊き方(簡易版)
炊飯器のある宿はほとんどありませんが
実はお米は鍋でも炊くことができます。
お米と水を鍋に入れてふたをして15分から
20分待つだけです。
水の量はお米が鍋底を隠す程度の場合、
人差し指の第一関節まで入れればOK
です。
お米の硬さは人によって好き嫌いが
あるかと思いますので最初は気持ち少なめに
作って硬すぎた場合に後から水を足して
いくのがいいでしょう。
火力は強めで、吹きこぼれないように
途中で火力を下げていきます。
ふきこぼれが一切なくなり水分が飛び
はじめたら完成です。
鍋の値段
キッチンはあってもフライパンしか
なかったり、別の宿泊客が鍋に料理を
入れたまま放置していたりして使えない
こともあります。
中長期で滞在するならばいっそのこと
マイ鍋を買ってしまいましょう。
スーパーやホームセンターで安い鍋が
手に入ります。
ふたとセットでも500円程度です。
500円でごはんが食べられるなら安い
買い物だと思いませんか?
掃除
ウクライナの安鍋は焦げ付き対策の
加工がされていないものが多く、お米が
なべ底に張り付いてしまうことが多いです。
キッチンに用意されているスポンジだけ
ではとりきれなくなってしまうことも
あります。
そんなときにおすすめなのはステンレスタワシ
です。
これがあれば簡単にキレイになります。
スーパーにいけば1個30円程度で売られて
いますのでお米を炊く際には買っておくと
いいでしょう。
焦げ付いた状態でいきなりステンレスタワシを
使ってもうまく落ちないことがあります。
そういう場合は少し水に浸して柔らかくしましょう。
最後に
ウクライナのちょっと変わったコンロの
使い方とお米のたき方について紹介しました。
マッチやライターがあれば簡単にコンロを
使うことができます。
日本よりはるかに安いお肉や野菜で
自炊すれば生活費はさらに下がるでしょう。
なおこちらでは「こま切れ」「うす切り」
という概念がなく塊でしか手に入りません。
豪快に行きましょう!