最近にわかに注目が集まってきている
スーパーフード、モリンガ。
根っこから葉っぱまで全て食べられる
完璧な植物なのですが、如何せん値段が
高い。
スーパーフード唯一の欠点ですね(笑)
だったら自分で育ててみましょう!
モリンガは成長が早く、1年も立たない
うちに2メートル近くまで成長し、
収穫も期待できます。
目次
栽培するなら種から?苗から?
オススメは断然苗からです。
モリンガはインドを原産とする、暑い国の
植物です。
ですので、本州を含む寒い地域ではうまく
発芽しないこともあります。
種から育てたほうが強いモリンガになる
とはいえ、そもそも発芽しなかったら
意味がありませんよね。
もちろん全く発芽しないわけではない
ので、家庭菜園などに慣れている方は
種から挑戦してみてください。
栽培するならいつから?
種まきは4月から8月頃がベストです。
モリンガ業者の多くは沖縄など暑い
地域で育てています。
もし本州を含む九州以北で栽培する
場合は、ビニールハウスなどの準備も
考えたほうがいいかもしれません。
ビニールハウス?無理!やめた!!
ちょっとだけ待ってください(笑)
ビニールハウスというと大掛かりな
ものをイメージしてしまいますが、
要は冷たい空気が入らず、日光が当たる
ようにすればいいのです。
プランターや植木鉢などに棒を何本か
立てて、そのまわりをラップで巻く程度
でも十分です。
全部100円均一でそろいます。
すごいですね、100円ショップ。
種からの育て方
さて、具体的にどう育てるか説明します。
種は1粒づつ植えていきます。
土の中の2cm程度のあたりに植えましょう。
水は少なめで、湿っている程度の状態を
維持してください。
肥料は不要です。
1週間から2週間で芽が出ます。
もっと簡単に!
土に植えなくても、脱脂綿を湿らせて
その上に種を置いておいても発芽します。
理科の授業で同じ方法を使ってもやしを
植えた経験がある人もいるかもしれませんね。
発芽したら?
発芽しても肥料はいりません。
種に含まれている栄養で育ちます。
水は発芽までと同様、土が乾かない程度に
あげていきましょう。
肥料はまだ!?
モリンガは発芽したと思ったらすぐに
ぐんぐん育っていきます。
30cm程度まで伸びてきたらそろそろ
肥料の出番です。
小さい鉢植えやプランターで育ててきた
場合は引越し(植え替え)もしてあげましょう。
大きい鉢植えに土を盛り、その上から
元々使っていた土ごとモリンガを移動
させます。
根っこを傷つけないように注意してくださいね。
やばいデカすぎる!!
モリンガはそのままにしておくと2メートル
くらいまで成長します。
部屋がモリンガ屋敷になる前に少し剪定
してあげましょう。
種は面倒!ならば苗を買ってこよう!
植物を育てる際に最も難しいのは
発芽から若木の時期ですよね。
モリンガも暑い国の植物なので、寒い
地域や季節だと失敗することもあります。
そんなときは苗を使いましょう。
発芽の手順を省くことができ、ある程度
強い生命力がある状態で購入できるので
オススメです。
苗はどこで手に入る?
ホームセンターなどで売られていることが
あります。
ない場合は店員さんに聞いてみましょう。
取り寄せてくれるかもしれません。
通販よりホームセンターで実物を見て
買ったほうが安心ですが、どうしても
手に入らないのであればこちらからも
通販が可能です。
通販も意外に安いのでお試し感覚で
買ってみるのもいいかもしれませんね。
モリンガの冬
インドでは冬も日本ほど寒くなりません。
モリンガは日本の冬に外で野晒しにされると
耐えられません。
ですので、冬の間は屋内に入れてあげて
ください。
常時暖房を効かせる必要はありませんが、
鉢植えのしたにカーペットを敷くなど
ちょっと暖かくしてあげれば冬を越す
ことができます。
最後に
スーパーフード・モリンガは暑い国の
植物なので、日本では発芽がやや難しいです。
ですので、苗の状態から育てるのが初心者には
オススメです。
もちろん家庭菜園などで慣れている方は
種からでも大丈夫ですよ!