ノーサイド・ゲーム

ノーサイドゲーム 予算捻出が強引 家族のはずの外国人を解雇 社員は定額使い放題?

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TBSドラマ「ノーサイドゲーム」で

新しく監督に就任した柴門琢磨により

合宿等の追加の予算が要求されました。

 

しかし予算を増やすことはできず、

苦肉の策として別のところから予算を

削減しています。

 

しかし納得いかない部分がかなり

ありますよね?

 

 

 

納得のいかない予算編成

 

トキワ自動車のラグビー部は赤字部門で

14億円ものマイナスとなっています。

 

そのためさらに追加で予算を増やすのは

難しいのはわかります。

 

ですが削っていい予算と削ってはいけない

予算があるはずです。

 

 

外国人プロ選手を突然の首切り

 

予算が1億円足りないということで

最初に削ったのが外国人プロ選手です。

 

柴門監督は「アストロズはチーム」だと

語りました。

 

トキワ自動車社長の島本博も「ワンフォー

オール、オールフォーワンの精神で

チームは選手を守るのがラグビーの魅力だ」と

言いました。

 

にもかかわらず外国人選手を切りました。

 

切られた二人はそのことに不満を訴える

場面すら与えられず消えてしまいました。

 

彼らは家族ではないのでしょうか。

 

すぐに別のチームと契約できていれば

いいのですが、それができない場合は

国に帰ることになるはずです。

 

路頭に迷う可能性だってあります。

 

そのあたりには一切触れられて

いませんね。

 

 

選手にコーチ業務をおしつけて経費削減

 

外国人プロ選手を切っただけでは予算が

足りず、コーチ業務委託費を全額カット

しました。

 

一部は柴門監督が担当し、残りは選手の

本波寛人が担当することになりました。

 

これでコーチ業務委託費はゼロとなりました。

 

・・・ちょっと待ってください。

 

柴門監督も本波寛人も本来の業務以上の

ことを追加でやることになったのに手当は

つかないのでしょうか。

 

おかしいですよね?

 

社員は定額で使い潰せると勘違いして

いるのではないでしょうか。

 

これがおかしいと感じるのは私だけ

なのでしょうか。

 

 

原作では

 

これらは原作には存在しないシーンです。

 

原作では予算案は柴門監督就任より前に

前年度と同じものを提出しており、社長の

一声で強引に通しています。

 

そもそも原作では君嶋隼人はドラマ版ほど

ラグビー嫌いではありません。

 

君嶋がラグビーについて素人なのは同じ

ですが、それでもチーム愛は本物で

なんとかして強いチームにしようと奮闘

しています。

 

決して自分が本社に戻るための道具と

してアストロズを強くしようなどとは

考えていません。

 

 

合宿は会社でやれば経費かからない?

 

合宿場を借りず会社のグラウンドを使えば

合宿費用はかからない

という案を挙げている方がSNSでいますが

これは勘違いです。

 

選手たちはトキワ自動車の社員ですので

合宿するのであればその時間は給料が発生

するのです。

 

合宿場に行くなら出張費、自前のグラウンド

でやるのだとしても残業代が発生します。

 

彼ら選手はラグビーを趣味でやっている

わけではありません。

 

ラグビー愛があるとはいえ無償で合宿を

するのは間違っています。

 

これを是とするならば「会社が好きなら

残業もタダでできるよね」が通って

しまいます。

 

予算編成で合宿費を削らなかった点は

称賛に値するのではないでしょうか。

 

 

最後に

 

TBSドラマ「ノーサイドゲーム」第2話は

アストロズの予算編成の回でした。

 

社会人チームは営利団体の傘下なので

予算に厳格でなくてはならないのは

わかりますが、「チームは家族」と

言った直後に外国人プロ選手を解雇

したのはちょっと驚きましたね。

 

さらに選手にコーチ業務をやらせて

コーチ業務委託費を削るという方法を

取っていますが、こちらは選手に負担を

押し付けておいて追加手当を払わない

ようです。

 

「社員は定額使い放題」という勘違いを

しているように感じます。

 

ただしその一方で合宿に関しては

しっかり残業代として手当を出す

ようです。

 

その点に関しては素晴らしいですね。

 

 

 

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