ＴＢＳドラマ「ノーサイドゲーム」で
主人公・君嶋隼人と対立しあう宿敵の
滝川桂一郎を演じる俳優は誰でしょうか。
原作小説では君嶋が左遷された後は
ラグビー部の強化費予算の件で対立が
続きます。
原作では表面上は敵のように見えますが君嶋は
滝川の主張に心の中では同意してしまって
います。
あることがきっかけで滝川は失脚しますが
そのあたりから滝川の本性や真の敵が
浮かび上がってきます。
なお、ドラマでは原作における「真の敵」が
キャスティングされていません。
もしかしたらドラマでは滝川が最後まで
敵なのかもしれません。
目次
滝川桂一郎を演じる俳優は誰？
上川隆也です。
テレビ東京「執事 西園寺の名推理」で
西園寺一役を演じています。
声優として「天元突破グレンラガン」の
アンチ=スパイラル役やジブリ映画の
「かぐや姫の物語」などを演じたことが
あります。
プロフィール
名前：上川隆也（かみかわたかや）
生年月日：1965年5月7日（54歳）
出身地：東京都八王子市
身長：175cm
血液型：A型
事務所：ゼロライトイヤーズ
滝川桂一郎とは
大手自動車メーカー「トキワ自動車」の
常務取締役営業本部長です。
カザマ商事の買収を推し進めていますが
君嶋隼人は買収金額が高すぎるという
理由で反対しています。
原作では
ドラマでは重要な登場人物の名前が
ないので原作と一部異なる展開に
なるのかもしれません。
ここからは原作小説を基に滝川桂一郎を
紹介していきます。
カザマ商事買収
滝川が推し進めたカザマ商事の買収案件は
君嶋により反対意見が出されますが強引に
賛成意見に変えさせて取締役会に提出
させています。
しかしそれでもこの案件は一度却下され、
この件の数か月後に君嶋が左遷させられて
います。
ラグビー部アストロズの強化費予算案
滝川はアストロズにかかる巨額のコストを
問題視する「廃部論者」とされています。
君嶋はアストロズのゼネラルマネージャーに
就任したことで強化費予算案の件で再び
滝川とぶつかることになります。
滝川桂一郎の真実
実は滝川桂一郎は本気でトキワ自動車の
ことを考えている愛社精神のある人物です。
アストロズに関しても、コストがかかる
わりにリターンがないことを問題として
いるだけで何が何でも廃部にしようという
つもりはありませんでした。
そのため、君嶋が地域密着型のチーム作りを
提案した際には「もっと早くやるべきだった」
というコメントをしただけで反対はしません
でした。
カザマ商事買収再開
一度は却下されたカザマ商事の買収案件
ですが、カザマ商事が値段を下げたことで
再度議題に上がることになりました。
しかし実はカザマ商事は大きな問題を
抱えており、それをもみ消していた
ことがあります。
滝川は気付かなかったようですが君嶋が
発見したことで今回もカザマ商事の
買収は却下されます。
また、この件によって滝川は失脚して
しまいます。
真の敵
滝川が失脚したことで脇坂が常務取締役に
昇任しています。
そしてアストロズの予算案についても
脇坂が承認する権利を持つのですが、
この脇坂はアストロズを不採算部門
として容赦なく切り捨てようとします。
滝川は改善案については反対せず、
廃部ありきの考え方ではありませんでした。
しかし脇坂は一切の聞く耳を持たず
廃部するつもりでいます。
アストロズにとっての真の敵はこの
脇坂賢治です。
最後に
ＴＢＳドラマ「ノーサイドゲーム」で
序盤に宿敵として君臨する常務取締役の
滝川桂一郎を演じるのは上川隆也です。
原作小説では君嶋の宿敵として何度も
対立するものの、赤字体質を改善する
のであればアストロズの存続は認める
という方針です。
しかしその滝川は君嶋の元上司の
脇坂に追い落とされてしまいます。
そしてその脇坂はアストロズを
不採算部門として廃部にしようと
目論んでいます。
なお、ドラマでは放送開始時点で
脇坂賢治の名前がありません。
原作小説はかなり濃密な内容なので
脇坂賢治の存在はカットされるのかも
しれませんね。
となると滝川が最後まで敵になる
のでしょうか。
できれば滝川桂一郎の本当の気持ちまで
描いて欲しいですね。