日テレドラマ「ニッポンノワール」では記憶を失っている遊佐清春がスマホなどでNが2つ重なったマーク(通称・NNマーク)を見ると意識を失い、記憶が一部回復するという演出があります。
まだSugoiFushigiな展開になる前から使われていたNNマークですが、第9話時点でも謎のままです。
最終回で明かされるのでしょうか。
第9話終了時点で残った謎が多すぎて「続きはHuluで」の可能性が高そうですね。
NNマークで蘇った記憶は本物なのか?
第9話で喫茶店のマスターから見せられた「碓氷薫の最期」のシーンはフェイクでした。
これまでガスマスクの人物から見せられていたNNマークで蘇った記憶も正しいとは限らないということになりますよね。
そもそもなぜ記憶がよみがえっている?
第9話までで説明がないのですが、なぜNNマークを見ると記憶の断片が蘇るのでしょうか。
しかも都合よく順番に記憶がよみがえっていますね。
どんな技術なのか一切説明がありません。
このドラマはゾンビや強化人間が出てくるため、理由を考えてはいけないのかもしれません。
NNマークでニセモノの記憶も植え付けられる
第9話では碓氷薫の最期についてニセモノの記憶を植え付けていました。
ということはこれまでガスマスクが見せたNNマークで蘇った記憶も間違っている可能性があります。
ガスマスクは何がしたかったのか
これまでガスマスクは遊佐清春にNNマークを見せて立ち去っていました。
何がしたかったのでしょうか。
記憶を蘇らせてトドメを刺さずに消えたということは清春の味方のようにも見えます。
ですが第9話では10億円を横取りしようと動いています。
最終回ではついに正体が明かされるようです。
どんな立場で何を目的に行動していたかちゃんと語られるでしょうか。
信頼できない語り手
清春は記憶を失っている上、思い出した記憶もニセモノの可能性が出てきました。
一般的に、推理小説でこの手の信頼できない語り手が登場する場合、その他の登場人物の言動などで推理ができるようになっています。
しかしこのドラマは次から次へと非現実的なSF設定が登場しています。
これでは何を拠り所に考えればいいかわかりませんね。
最後に
日テレドラマ「ニッポンノワール」がついに最終回を迎えます。
その1つ前の第9話時点ではNNマークがどんな原理で何を目的に作られたのか明かされていません。
NNマークで蘇る記憶はニセモノの可能性もあるようなので、これまで清春が思い出した記憶をもとに推理することは不可能になりました。
こんな混沌とした状況で最終回1話できれいにまとめることができるのでしょうか。
1月からは別のドラマが始まるので2クール目に続くというサプライズはなさそうです。
4月以降に放送するとなるとその頃には視聴者は内容を完全に忘れてしまうでしょう。
この状況で最終回ですべてをひっくりかえしきれいにまとまったらすごいですね。