日テレドラマ「ランチ合コン探偵~恋とグルメと謎解きと~」の主人公である天野ゆいか。
原作では同僚とあまり慣れ合わず、その一方で周囲の人をしっかり観察しており、阿久津麗子が誰にも言っていなかった遠距離恋愛を看破しています。
そんな天野ゆいかですが、定期的に病院に通ったりと体には気を付けているようです。
その秘密をネタバレします。
また、原作では最終話で阿久津麗子の前から消えてしまいます。
その件についてもネタバレしていきますのでご覧ください。
当記事は原作小説を基に記述しています。
ドラマ版では時系列が異なるため、最終回も違う展開になるかもしれません。
天野ゆいかの体の秘密
天野ゆいかは
・夜遊びをしない
・睡眠時間を削らない
・お酒を摂らない
・塩分も摂らない
・お昼は必ず手作り弁当
など、徹底した体調管理をしています。
その理由は心臓の病気です。
実は天野ゆいかは小学校に7年間通っていました。
小学生の頃に心臓の手術をしており、今でも完治していないのです。
安楽椅子探偵に憧れた理由
小学生の頃に心臓の手術をしたことで、外で遊びまわることができずにいたことが原因で「現場に行かずに物事を解決する」という安楽椅子探偵に強い憧れを持っています。
特に「裏窓」というサスペンス映画が好きなようです。
この映画の主人公はカメラマンなのですが、事故で足を骨折して車いす生活となっています。
この元カメラマンが部屋の裏窓から見えるアパートの住人に起きた事件を推理していく物語です。
そして、いなくなった
原作の最終回付近では天野ゆいかが突然異動となってしまいます。
転任先は阿久津麗子の元カレが勤務している北日本支社です。
※ドラマ版では元カレは神奈川支社
最終回では阿久津麗子が寂しさを抱えながら合コンに参加し、そこで聞いた謎を天野ゆいかにチャットで送って謎を解決しています。
この時、実はゆいかは残業が重なり倒れていました。
実は病院のベットでこっそりと謎を解決して楽しんでいたのです。
なお、倒れたことで実家に近い場所で働いたほうがいいという話になり、ゆいかは再び本社に戻ってきます。
ドラマ版では病状が違う!?
第1話で天野ゆいかは過去の記憶を失っていることが明かされました。
原作にはその設定はなかったのでドラマ版では別の病気のようですね。
なお記憶喪失は多くの場合、過去の思い出を失う一方で母国語や歩き方などは覚えていることが多いようです。
天野ゆいかは過去の全ての思い出を失っているようですね。
実際に自分が同じ立場になったとしたらかなりの恐怖です。
最後に
日テレドラマ「ランチ合コン探偵~恋とグルメと謎解きと~」の主人公・天野ゆいかは心臓の病気を患っています。
小学校時代に大きな手術をしていますが、今でも完治しておらず仕事終わりに遊びに行くこともせず食事にもかなり気を遣っています。
安楽椅子探偵に憧れているのは、自分の体が弱いことが原因のようです。
原作では最終話付近で地方に異動となりますが、異動先で残業させられ続けて倒れてしまいます。
その結果、再び阿久津麗子が勤務する本社へと戻ってきます。
戻ってくるのは経理部ではないのですが、同じ本社勤務なので「またランチ合コンしよう」と約束を交わしています。
ちなみに原作小説はこの「またランチ合コンしよう」で2巻が終わっています。
続きを匂わせる終わり方ですが、2巻発売から3年過ぎた2019年年末時点でまだ新刊の発売は決定していません。
このシリーズは軽い物語のように見えて、ショートストーリー形式でミステリーの核が全部詰め込まれているので労力が大きいのでしょうね。