アニメ ジブリ

アリエッティの結末は?無事に新しい家に行ける?アンネの日記を思い出す人も!?

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借りぐらしのアリエッティの結末は

どうなっているのでしょうか。

 

この記事は映画だけでなく一部は原作の

ネタバレも含みますので、ご注意ください。

 

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アリエッティ一家はどうなるのか?

 

映画では、アリエッティたちは、外で

一人で活動していたスピラーとともに

川を下っていくシーンで終了しています。

 

家の床下にはねずみなどの危険が多く

ありましたが、自分たちの空間である

「家」というのは安全な領域でした。

 

それと比べると、外を移動することは

非常に危険です。

 

アリエッティの舞台はのどかな田舎

なので、野生動物も多いですし、小人

たちにとっては川下りも非常に危険を

伴います

 

川にいたコイも、小人からしたら巨大な

クジラのようなものでしょう。

 

ときおり流れてくる流木にやかんが

ひっくり返ってしまえば、助かる見込み

がありません。

 

翔はアリエッティたちに好意的でしたが、

全ての人間が小人に優しいわけではあり

ませんよね。

 

 

新しい住処

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原作は5巻に渡る小説で、ジブリの

アニメはほとんどがその1巻の部分

だけです。

 

原作は翔(にあたる人間)と別れ、

新しい住処を探すまでの冒険のほうが

メインであり、ジブリアニメは導入の

部分だけなのですね。

 

で、原作の結末なのですが、無事に

(とは言いがたいたくさんの冒険を

経て)、新しい家である牧師館に

辿りつけています。

 

途中で悪意ある人間に捕まって見世物に

されそうになったり、スピラーを含む

魅力的な男の子と仲良くなってみたり

いろいろてんこ盛りです。

 

詳しくは原作を読んでみてください。

 

小人の冒険シリーズ

 

原作の翻訳は非常に読みやすく、

対象年齢は小学生高学年となっています。

 

挿絵が入っていますが児童書籍風です

ので、いわゆるライトノベルのような

かわいらしい絵柄ではありませんが、

そこはジブリのアリエッティを想像

することで乗り切れるはずです。

 

すぐに読みきれてしまいますので、

購入してみたい方は、まずは近くの

図書館を検索してみてください。

 

意外に置いてありますよ。

 

 

アンネの日記を髣髴とさせる?

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アリエッティの生活は、アンネの日記を

想像させますよね。

 

巨大な人間という自分たちの力ではどうにも

ならない、災害に等しい破壊をもたらす存在

近くにいながら、毎日を楽しそうに生きる

アリエッティ。

 

アンネの日記も、ユダヤ人狩りにおびえ、

隠れ家に潜みながらも日々明るく楽しむ

姿が印象的です。

 

 

結末までは類似しない?

 

アンネの日記は、楽しい日々が綴られて

いる中、突然終了します

 

さらには、その後どうなったかについて

日記としては書かれておらず、補足と

してアンネたちの一家がどうなったかが

記されているだけです。

 

アンネとペーターのほのかな恋愛事情や

翌日に楽しみにとっておいたことなど、

幸せの全てが何の予兆もなく奪われる

物語に、世界中が衝撃を受けましたよね。

 

 

これに対し、アリエッティもジブリアニメ

でも、幸せな日々が突然消滅します。

 

こちらはアリエッティが翔に目撃

されたり、初めての「借り」でも翔が

寝ずに待ち構えていたりという段階を

踏んでいます。

 

映画では最後に翔との関係がどうなった

とか、移り住む家が無事見つかったのか、

その後幸せに暮らせたのかなどが語られ

ておらず、謎が残ったままとなって

います。

 

ただし、原作ではなんとか無事に次の

住処に到着できています。

 

この点において、アンネの日記ほど

アリエッティは不幸な結末は迎えて

いないと言えますね。

 

 

翔の飼い猫・ニーヤの謎

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借りぐらしのアリエッティでは、序盤に

カラスから攻撃を受け、中盤では

アリエッティに飛びかかろうとし、

終盤ではアリエッティが旅立つことを

翔に伝えるという重要な役割を担った

猫がいます。

 

ニーヤ

 

 

カラスに襲われる猫ニーヤ

 

私とともに住んでいる猫は、カラスや

スズメ、鳩といった鳥を獲物として

持ち帰ってくることがあります。

 

 

カラスは非常に頭がいいことで有名

ですが、油断をしなければ猫が勝てる

はずです。

 

 

ではなぜ、ニーヤはカラスに襲撃された

のでしょうか。

 

それは、ニーヤとカラスのターゲットが

被ってしまったからです。

 

ともに、虫や小動物など小さくチョロチョロ

するものが好きなため、庭を走って

いたアリエッティに興味を持っていた

のですね。

 

近くで息を潜めてとびかかろうとして

いたニーヤに気付いたカラスは、自分の

獲物を盗られまいと、とびかかったのです。

 

 

アリエッティとニーヤの関係性

 

中盤では、アリエッティに飛びかかろう

として、翔におさえこまれていたニーヤ。

 

しかし終盤では、旅立つアリエッティの

近くまで寄るものの、襲い掛かることも

なく、おとなしくしています。

 

 

猫は単独行動を好む生き物ですが、それは

決して仲間を持たないということでは

ありません。

 

私と私の飼い猫は、きちんと主従関係を

結べていますし(主→猫 従→私)、

野良猫ですら、安全な人間と危険な人間

を区別し、安全な人間に対してはよく

懐きます。

 

同様に、アリエッティが翔と仲良く

なったことで、ニーヤにとって仲間で

ある翔の仲間であれば、ニーヤ自身に

とってもアリエッティは仲間だ、という

判断になったのでしょう。

 

最後には、翔にアリエッティが旅立つ

ことを伝えるという、まるで人間の

メッセンジャーのような役割までした

ニーヤ。

 

かしこくてかわいいですね。

 

 

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