TBSドラマ「恋はつづくよどこまでも」が始まりましたね。
原作は少女コミックで、熱烈なファンがいる人気作品でした。
ですがドラマで初めて「恋はつづくよどこまでも」に触れた視聴者はいきなりの天堂浬のあの態度に不快感を募らせたのではないでしょうか。
原作通りの態度なのですが、イラっと来ますよね。
※当記事には原作漫画のネタバレが含まれます。お気を付けください
ドSクールなイケメン
このドSクールなイケメンという設定は少女漫画や女性向けゲームではもはやテンプレと化している大人気キャラです。
男性向けで言えばツンデレキャラ並の人気といえば伝わるでしょうか。
ちなみに、第1話時点では佐倉七瀬に1ミリも興味を持っていませんが、紆余曲折の末二人は結ばれます。
この「魔王」だけでなく「魔法使い」と呼ばれるチャラい医師や最初から佐倉七瀬への恋愛ゲージマックスの御曹司なども登場します。
リアルに考えたらいけない
男性視聴者やドラマを現実に起きている事と考えるタイプの視聴者には受け入れがたいですよね。
ですが「これはそういうもの」なんです。
非現実的な空想上の物語として楽しむ物語です。
主人公の佐倉七瀬のためにたくさんのイケメン男性が振り回され、そして最後は最初から想いを寄せていたイケメンと添い遂げるという少女漫画の王道を進んでいきます。
現実にありそうな医師と看護師という設定だから混乱してしまいますが、異世界モノと同じジャンルの「自分(主人公)にだけ都合のいい物語」です。
私はその設定が悪いとは思っていません。
異世界モノもそうですが、売れた設定を連発してしまうから辟易されるだけで王道の物語は多くの人が楽しめる物語です。
決してマネしないでください。
男性は「じゃあ俺も魔王のように」と勘違いしてはいけません。
リアルな世界ではどんなイケメンがやってもパワハラ案件です。
男性向けの王道キャラである「ツンデレ」もそうですが、現実ではマイナスからプラスまでの変化を待ってくれる人は少ないです。
DV男や俺様系ホストといった似た種類の人もいますが、どちらもターゲットの女性の周囲の人には歓迎されません。
幸せな結末を望むのなら別のアプローチを考えましょう。
パワハラ
現実ならただのパワハラですよね。
新人相手に「業務が滞る岩石」と言うのは今の時代には考えられません。
新人は仕事ができないのは当たり前です。
それを指導するのが上司の役目です。
それは一般企業だけでなく病院でも当たり前です。
また、仕事上の叱責と人格否定は別です。
現実でもいまだにそれを理解できない人は多いですよね。
社内での上下関係に慣れて人間としての上下関係が存在していると勘違いしてしまうようです。
最後に
TBSドラマ「恋はつづくよどこまでも」の魔王・天堂浬がクレイジーですね。
原作通りですが、ドラマで初めてこの作品に触れた人は天堂浬役の俳優まで嫌いになってしまいそうなインパクトのあるキャラクターですよね。
ただ、この「ドSクールなイケメン」というのは女性向け作品では王道と言えるレベルの人気があります。
特に少女コミックやゲームでは必ず1人はいるといっても過言ではありません。
苦手な人はドラマや原作を否定するのではなく、「自分には合わなかった」として離れましょう。
男性は「こういうのがモテるのか」と勘違いしないでください。
これは空想上の物語だから楽しめるのであって、現実だったらどんなイケメンでも訴えられますよ。