TBSドラマ「恋はつづくよどこまでも」のヒロイン、佐倉七瀬は5年間片思いを続けてきた有能な医師の天堂浬と同じマンションの隣の部屋に住んでいることが発覚しましたね。
ドラマを見る限り、入り口はオートロックで部屋もとても広いです。
新人ナースのくせに有能な医師と同クラスの部屋に住めるものなのでしょうか。
原作通り。
最初に「伝家の宝刀」を抜いてしまいますが、天堂浬の隣に住んでいるのは原作通りなんです。
原作は少女漫画であり、天堂浬が最終的に振り向いてくれるのもチャラ男が寄ってくるのもいきなり御曹司が恋愛ゲージマックス状態でやってくるのも少女漫画だからです。
ファンタジーな設定ですが「ヒロインにとにかく都合の良い世界」なので受け入れるしかありません。
なお、私はこの「ヒロインに都合の良い世界」という設定そのものは嫌いではありません。
救いのない現実を描くノンフィクションも面白いですが、頭を空っぽにしてちやほやされるのを想像することだってあっていいと思っています。
ライトノベルの「異世界もの」や少年漫画の「努力が絶対に裏切らない世界」などの王道と呼ばれているストーリーは面白いですよね。
売れると全部同じ設定になるので辟易してしまいますが、それが売れるのは多くの人が支持しているからです。
有能な医師と同じレベルなのは不自然
原作通りとはいえ、不自然なのは不自然ですよね。
医師と看護師には給与面において天と地ほどの差があります。
しかも天堂浬は姉が管理人をしています。
マンションのオーナーではなく雇われ管理人の可能性が高いですが、姉と弟が同じマンションにいるということはオーナーと何らかの繋がりがあるかもしれません。
となれば佐倉七瀬よりも天堂浬のほうが支払っている家賃が低い可能性すらあります。
病院が借り上げている可能性も?
辻褄をあわせようと強引に推測するのであれば、病院の社宅的な借り上げの可能性がありますね。
とはいえ、その場合であれば初回に天堂浬が「なぜオマエがついてくる?」と驚いたのはおかしいです。
驚くにしても「オマエもこのマンションなのか」とか「よりのよってこの部屋か」という言い方になりそうなものですよね。
ストーカーだった可能性も?
ここからは私の捻じ曲がった想像です。
不快になる可能性もありますので苦手な方はお引き返しください。
佐倉七瀬は5年間片思いを続けていました。
それだけの長期間一方的に想っていたのであれば、原作漫画やドラマでは語られていない場面でもいろいろな行動をしていたはずです。
実際に働いている病院を突き止めていますよね。
そこからさらに深く追跡し、どこに住んでいるかまで把握していたのではないでしょうか。
そして偶然を装ってその部屋に住み始めたのでは?
となると一つ疑問が浮かんできます。
前の住人の引っ越した理由です。
ただの偶然なのでしょうか。
原作漫画では淡い恋心を持ち続けた女の子という設定ですが、もし裏で様々な手を使って隣の部屋に越してきていたのだとしたら...
※ストーカー説は私の捻じ曲がった空想であり、ドラマ・原作漫画の設定とは異なります
【第2話追記】同じマンションに住めた理由が明かされる
第2話で天堂家が買い上げており、医療関係者に安く貸していることが明かされました。
最後に
TBSドラマ「恋はつづくよどこまでも」の佐倉七瀬が天堂浬と同じマンションに住んでいるのは原作通りであり、そこはつっこまないのが少女漫画のお約束です。
お金のない新人看護師が住めるようなマンションではありませんが、少女漫画にリアリティを求めたらそもそもあんな芋っぽい女性にドSクールなイケメンがなびくはずがありませんし、自分から動かないのに次々と魅力的な男性がアプローチしてくるはずもありません。
そういうものとして受け入れましょう。
リアリティがない!と言い出したらこのドラマは楽しめなくなります。
※芋っぽい女性というのは設定上の話であり、演じる女優への誹謗中傷の意図はありません