日テレで13年ぶりに放送されている「ハケンの品格」では、主人公の大前春子がシングルマザーという設定だったと言われていますね。
しかし実際に放送されても子どもの存在は一切見えてきませんし、シングルマザーとしての働き方をしているようにも見えません。
設定が消えたのでしょうか。
それとも...?
目次
公式設定ではなかった?
まず、公式サイトにはシングルマザーという情報は一切ありません。
遡って調べてみたのですが、「大前春子はシングルマザー」という情報を掲載しているのは個人ブログだけです。
そしてそれらの記事の中でも引用元が明示されているものはほとんどなく、引用らしき文章が掲載されている記事でも「関係者」によるものとされていました。
芸能系で「関係者」と表記されているものはネットの掲示板の「名無しさん」と同程度の信憑性しかありませんよね。
実際の大前春子の行動を見ても、シングルマザーではないのは確実です。
3か月働いて3か月スペイン語圏へ旅に出る生活に子育ては無理
13年前から継続してこのスタイルで生活しています。
子どもがいくつの設定かわかりませんが、シングルマザーで子どもを置いて旅をすることはありえないでしょうから子連れで旅をしているはずですよね。
ですが、2020年版第1話ではスペインの村から帰国する際、馬車に子どもは乗っていませんでした。
スペイン語圏での別れのシーンを勘違いしたのでは?
今回の第1話でもスペイン語圏の村で滞在していたバーのマスターにプロポーズを受けています。
この別れのシーンではマスターの子どもたちも別れを惜しんでいます。
このシーンを事前予告か何かで見て勘違いしたのかもしれませんね。
突如の徹夜で残業、子どもに連絡するシーンなし
東海林さんが戻ってきた際、シュレッダーにかけてしまったアンケートを復元するために徹夜で残業をしましたよね。
このシーンで、浅野務に「家に連絡を」と指示をしたものの、大前春子自身はどこにも連絡していませんでした。
シングルマザーなのであれば、預かってくれるところへの連絡も必要ですし、単純に心配させないように子どもに声を聞かせるのが普通ですよね。
敢えてそのシーンを外す意味がありません。
結論
公式で「シングルマザー」という文言がなく、それを匂わせるような内容もないこと。
そして、実際の放送でも13年前同様に3か月周期で旅に出ていること。
そもそも子どもの存在が一切ないこと。
これらの理由により、大前春子はシングルマザーではないと判断できます。
「なくなった」のか「もともとなかった」のかはわかりませんが、ネットニュースにしかその痕跡がないことを考えると「最初からそんな設定はなかった」という可能性が高いでしょう。
「13年も経っているし結婚しているかもしれませんね」という個人の想像による書き込みが伝言ゲームのように形を変えて「シングルマザー」になったのではないでしょうか。
もし今後「実はシングルマザーでした」という設定が出てくるのだとしたら、すでに放送している分との辻褄合わせだけで数話必要になりそうですよね。