事故

逆走事故の件数が増加中!年齢別では高齢者が多い?過失割合は?なぜ多発するの?

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逆走事故がなくなりませんね。

 

高速道路での逆走事故は、毎年250件近く

発生しています。

 

つまり、3日に2回ほどのペースで起きて

いるのです。

 

高速道路での事故の中では、逆走事故が

もっとも重大事故につながりやすいです。

 

もし目の前から逆走してくる車がいたら・・・

ゾっとしますよね。

 

最悪の事態にならなかったとしても、

過失割合なども気になりますね。

 

 

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逆走事故の過失割合

 

相手が逆方向で突っ込んでくるならば、

正しく運転していたら過失割合はゼロ

だと思いますよね。

 

しかし、通常自分の車も動いている場合、

過失割合が0:100になることはないとも

言われます。

 

実際はどうなのでしょうか。

 

 

高速道路での逆走事故

 

さすがに、高速道路の場合は減速も

間に合わないことも多いため、

過失割合は0:100のことが多いです。

 

しかし、例外として見通しがよく、

車線の変更などの余裕があった場合は

前方不注意として過失を問われる可能性が

あります。

 

相手が悪いのに、こちらにも過失が

問われるのは若干納得がいきませんが、

逆走するはずのない高速道路とはいえ

常に前方を確認しなくてはいけませんね。

 

 

一般道での逆走事故

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逆走事故というと、真っ先に高速道路が

思い浮かびますが、一般道でも一方通行が

ありますよね。

 

こちらの場合はどうでしょうか。

 

 

一方通行でのすれ違い

 

一方通行を直進していたら、前から

車がやってきたパターン。

 

一方通行路は狭いことが多く、すれ違いは

難しいですよね。

 

ゆっくりすれ違おうとして、ミラーが

ぶつかってしまったら。

 

この場合、過失割合は10:90となります。

 

逆走車に気付いていたのであれば、ミラーを

畳み一旦停止をしていれば回避可能のため、

一定の過失があると判断されます。

 

相手が交通ルールを無視しているにも

関わらず、こちらが通りすぎるのを待た

なくてはならないとは・・・

 

 

交差点。一方通行入り口から車が飛び出してきたら!?

 

交差点にさしかかったものの、一方通行の

入り口であるため、そこから車は出て

こないはず。

 

そのまま進行していたら、来ないはずの

道から車が飛び出してきました。

 

避けきれず事故・・・。

 

この場合、なんと過失割合は20:80です。

 

なぜかというと、交差点進入時は

すぐに停まれる速度の徐行義務がある

ためです。

 

これが車でなく歩行者や自転車だった

場合を考えたら、一方通行の入り口

だったとしても減速なしで通過する

のが危ないことはわかりますよね。

 

こちらのほうが大きい道だと、つい

減速せずに走ってしまいますが、常に

安全を考えて運転しないといけません。

 

 

逆走事故 保険金はどうなるの?

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高速道路の逆走事故ではほとんどが

0:100となり、逆走車の運転手が損害を

補填することになります。

 

しかし、そのようなルールを守らない

運転手は、任意保険に加入していない

ということもかんがえられますよね。

 

その場合、自賠責保険から支払われます。

 

傷害の場合は120万円までしか支払われ

ません。

 

任意保険の加入は万が一のために全員に

入っていて欲しいですね。

 

加害者が任意保険に入っておらず、

自賠責保険以上の損害が出た場合、

自費で支払うことになるのですが、

経済的理由で支払えないことも十分

ありえます。

 

その場合は、被害者が自分の任意保険を

使うことになります。

 

過失割合0でも、自分の任意保険を

使ったら等級がダウンしてしまうので

注意が必要です。

 

 

逆走するのはどんな人?年齢別ではやっぱり・・・

 

2016年は、全国で249件発生しました。

 

年齢別で見ると、75歳以上の高齢者が45%

となっています。

 

なお、75歳以上の高齢者の免許保有率は、

全免許所持者の6%ほどです。

 

これを考えると、どれだけ高齢者の

運転が危険かがわかりますね。

 

 

なぜ逆走事故が起きる?実は「気が付いたら」は少数?!

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「気がついたらいつの間にか反対車線に」

という逆走事故は、全体の4割でした。

 

ほとんどがこのパターンだと思っていま

したが、実は意外に少ないんですね。

 

では、どんな場合に逆走しているのかと

言うと、以下の2つであることが判明

しました。

 

 

目的地を通り過ぎた!戻らなきゃ!!

 

降りるべき場所をうっかり通り過ぎて

しまい、そこへ戻るために本線をUターン

しようとするパターン。

 

普通の感覚では考えられませんよね。

 

次の料金所まで行くべきですが、中には

なんとしても自分の目的地で降りたい

人がいるのです。

 

 

目的地と逆だった!戻らなきゃ!!

 

目的地とは逆方向の路線であることに

気付き、「その場で引き返す」パターン。

 

つまり、うっかりいつの間にか逆走では

なく、間違えたから降りようと、意図的に

Uターンしているのです。

 

焦って高速道路は逆走禁止なのを

忘れてしまうのでしょうかね。

 

 

発生しやすい場所は

 

以上のことから、逆走が発生しやすい

場所は、インターチェンジやジャンクション

となります。

 

自分が逆走しないことは当然のことと

して、このあたりでは逆走してくる車が

いる可能性があると考えて、いつでも

減速できるように気をつけておく

いいかもしれませんね。

 

 

最後に

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逆走は本当に危険な行為です。

 

高速道路は、うっかり通り過ぎると

追加料金を払わなくてはならないという

意識が働き、ついちょっと戻ろうと

思ってしまうのかもしれません。

 

自分が逆走しなくても、前から逆走車が

やってくるかもしれません。

 

ジャンクション、インターチェンジ、

料金所といった場所ではそういう危険な

車がいるかもしれないということを

想像して通行しましょう。

 

自動車事故がなくなりますように!!

 

 

 

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