ディア・ペイシェント

ディア・ペイシェント 患者のSML 現実でもラベリングはされている?

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NHKドラマ「ディア・ペイシェント」は病院側の視点で見た「クレーマー患者」との物語です。

 

ドラマに登場する佐々井記念病院では患者をSMLに分けています。

 

具体的にどの患者がどのラベルなのでしょうか。

 

また、現実の病院でもこのラベリングはされているのかも調べましたのでご覧ください。

 

 

 

SMLとは

 

佐々井記念病院における外来患者に対する分類です。

 

 

SはスムーズのSで、要領よく病状を伝え医師の説明をすぐ理解する患者です。

 

 

MはまだるっこしいのMで、病状説明の手際が悪く世話の焼ける患者です。

 

「いつ熱が出たか」「どんな薬を飲んでいるか」などを即座に答えられない患者です。

 

また、処方した薬を勝手に中止したりするのもこのタイプの患者です。

 

 

LはLow pressureのLです。

 

直訳は低気圧で、最初から台風のような災厄を振りまいたり、突然急速に発達しておかしな言動をするタイプの患者です。

 

病院や医師を敵視し「何かあれば訴えてやる」と息巻いているのもこのタイプです。

 

 

現実で使われている?

 

現実の病院での一般的なラベリングではないそうです。

 

私の知人の医師・看護師に聞いただけなので、「全ての病院で絶対にしていない」とまでは言い切れませんが、意外に横のつながりがあると言われている医療関係者の間で「一般的に知られている」レベルではないことがわかりました。

 

ただ、当然ながら医師や看護師も人なので厄介な患者の愚痴を言う事はあります。

 

同じ職場(病院)の同僚同士であれば、厄介な患者の愚痴で盛り上がることもあるでしょう。

 

 

自分自身はSMLのどれか

 

ラベリングされているというのはあまりいい気分ではありませんが、医者も患者も不快にならないようにしたいですよね。

 

実は私は原作小説を読むまで、自分は真っ当な患者だと思っていました。

 

ですが私はSにはラベリングされないタイプの患者です。

 

たとえば、「いつから熱が出たのか」「どのように痛むのか」といった聞かれて当然のことをよどみなく答えたことは一度もありません。

 

事前に何を聞かれるか予想していないということもありますが、「すらすら答えたら辛そうに見えない」のではないかと思いあえてちょっと辛そうにつっかえつっかえ話しています。

 

待合室で長時間待たされてキャンセルしようとしたこともあります。

 

また、私は何度も肺気胸になって入院をしているのですが、激痛のあまり食事を取らなかったり痛み止めを何度も要求したりしました。

 

当時の私には当然の要求のつもりでしたが、病院側からしたら迷惑な患者だったことでしょう。

 

私自身、どうしても「医療従事者は病気を治すために全力を注いで当然」「医師になったエリートはこれまで苦労もせず偉そうにふんぞり返っている」という気持ちが少なからずあったのかもしれません。

 

 

最後に

 

「ディア・ペイシェント」に登場するSMLは外来患者の厄介度をラベル化したものです。

 

現実の病院で使われている一般的なものではないようです。

 

「病院は病気をたちどころに治して当然」「医者はこれまで苦労したこともなく、今も莫大な収入がある鼻持ちならない超エリート」と口にする人は多いですよね。

 

実際に口にしなくとも、心の中で思っている人も多いと思います。

 

 

私は知人に医師が多いため、彼ら彼女らがどれくらい努力をして医師になったのか、医師になってからもどれくらい苦労しているのかを知っているつもりでした。

 

ですが改めて自分の行動を顧みると、よい患者とは言えない行動をしていました。

 

「ディア・ペイシェント」という作品を通して、患者がもう少しだけ医療従事者のことを考えられるようになりたいですね。

 

 

 

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