タイ

タイ・バイクタクシーの乗り方!相場をピンポイントで調べる方法とは?

更新日:

 

タイへ遊びに行ってきました、猫の下僕です。

 

親日家の方が非常に多い国で、いつも

温かい接し方をしていただけるので

とてもうれしいです。

 

 

さて、みなさんはタイに行ったことは

ありますか?

 

タイでは、どのような移動手段を利用

しているでしょうか。

 

タクシー?

 

いやいやいや、MOTTAINAI!!

 

バイクタクシーにしましょう!

 

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バイクタクシーとは?

 

タイのバンコクやチェンマイなどの

外国人観光客が多い街で、オレンジの

ジャケットを着たバイクにまたがる

おじさんたちを見たことがあるかと

思います。

 

彼らが、バイクタクシーの運転手です。

 

交通渋滞がアジア一とも言われるバンコク

では、タクシーなどの車で移動すると

非常に時間がかかりますが、バイクで

あれば渋滞で止まっている車の横を

スイスイすり抜けられます。

 

 

値段の相場は?

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バイクタクシーは、タクシーメーターの

ようなものがなく、運転手との交渉で

決まります

 

乗る前に必ず交渉しましょう。

 

交渉が苦手な方も、必ず乗車前に値段を

確認してください。

 

基本的には確実にタクシーより安いの

ですが、何も知らない観光客相手には

ふっかけてくることがあります。

 

ほとんどの運転手は英語が使えますので

がんばって最初に提示された額の半額を

狙いましょう。

 

なお、バンコク・チェンマイではすごい

量のバイクタクシーが走っていますので、

交渉に応じてくれなかったり言葉が通じ

ないときは、「No,thanks」とでも言って

別のバイクタクシーと交渉しましょう。

 

 

チップは?

 

不要です。

 

バイクタクシー、タクシーともに必要ありません。

 

ただし、目的地がわからず、現地近くで色々な

人に聞いて回ってくれたり、なんども近くを

走り回って目的地の玄関前まで連れて行って

くれるなど、想定以上のサービスを受けた

のであれば、こちらとしても気持ちを示すのが

いいと思います。

 

渡すのは20バーツ紙幣でも十分です。

 

または、お札で支払った際のお釣りを

チップとして渡すのもよいでしょう。

 

チップはあくまで感謝の気持ちです。

 

それが伝わるのであれば、私は金額など

どうでもいいと思っています。

 

 

英語も使えないあなたのための交渉術

 

そもそも、交渉には難しい英語は必要

ないので、簡単な数字だけ言えればOK

です。

 

ですが、相手がしゃべる英語を聞き取れ

ない場合は不安ですよね?

 

そんな方のために、実際のシーンを

想定して、会話劇で説明してみたいと

思います。

 

 

バイクタクシー(以下「バ」)「ハーイ、ウェアユーゴー?」

(やあ、どこ行くんだい?)

 

客「???」

(なんだこいつ???)

 

バ「オーケー、ユー ライド ユー ライド」

(乗りな、乗りな!)

 

客「アイ ウオント ゴー ヒアー」

(ココに行きたいんだけど)

 

※I want go here.

google mapや観光地図などで目的地を

 示してください。

 

バ「オーン?アイノーアイノー!オーケー」

(どれどれ?ああ、知ってる知ってる、OK)

 

客「ハウマッチ?」

(いくら?)

 

※How much?

必須です。

 

カタカタでハウマッチと言っても

まず間違いなく通じます。

 

これで通じずに「とにかく乗れ」と

 言ってきたら「ノー、サンクス」と

 答えて離れましょう。

 

バ「イッツ200バーツ」

(200バーツだよ)

 

客「ノー。100バーツ」

(ダメだ。100バーツだ)

 

バ「ノー」

(無理だよ)

 

客「オーケー、バーイ」

(ああそう、じゃあいいや)

 

※無理だと言われたら離れるフリを

 しましょう。

 

 実際に歩き出して大丈夫です。

 

 交渉が成り立つのであれば、追いかけて

 きます。

 

バ「ウェイウェイウェイ!オーケー、150バーツ」

(待った待った待った!わかった、150バーツだ)

 

客「オー、、、ディスカウント」

(ウーン、、、もっと安く)

 

※もちろん、この値段で納得できるなら

YESと答えて乗りましょう。

 

なお、後払いですので、この時点で

払ってはいけません。

 

運転手は最初にお金をもらった事を

忘れるため、降りてから同じ額を

請求されます(笑)

 

バ「アハーウ、オーケー、140バーツ」

(えぇー、じゃあ、140バーツならどう?)

 

客「ディスカウント」

(もっと安く)

 

以下繰り返しです。

 

毎回言い値の半額になるとは限りませんし、

最初から適正価格で提示してくれる

良心的なバイクドライバーもいます。

 

何人かあたってみて、最安値が現地の

適正価格と考えておけば問題ありません。

 

 

事前に適正価格を知る方法

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grab taxi」というアプリを利用して

みましょう。

 

これは、現地から目的地までを設定して

近くにいるタクシーを呼ぶアプリです。

 

iPhone、アンドロイド両方に用意されて

おり、通常のタクシーからバイクタクシー、

そして大勢乗ることのできる車まで

様々な形態の乗り物を呼び寄せることが

できます。

 

このgrab taxiの裏技として、予約直前で

操作を止めることでこのアプリを使った

場合の運賃がわかるのです。

 

アプリ利用分のマージンなどが入って

いるため、この運賃からさらに下げられる

可能性があります。

 

なお、このgrab taxiは、アプリ側と

運転手が直接面談をして登録している

ため、非常に優秀な人たちがそろいます。

 

特にバイクタクシーの場合、非常に

スリルのある運転をする人が多いため、

grab taxiで呼んだほうが安全運転を

してくれる可能性が高いです。

 

安全のためにマージン分を上乗せするか、

それとも少しでも安く交渉してみるか。

 

そこはご自身の判断に委ねたいと思います。

 

 

必読!実際に乗るときの注意点!

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電車などのレールが存在する交通機関と

違い、街中を走るバイクタクシー。

 

気をつけてもらいたい点が2つあります。

 

 

運転中の体の支え方

 

バイクの二人乗りを経験したことが

ある方には余計なお世話になってしまい

ますが、一番大切な乗り方をお伝えします。

 

タイのバイクタクシーは、110ccなど

日本で言う原付2種に相当します。

 

ですので、座席の後ろにバーがあります。

 

バイクに跨ってからは、そのバーを

しっかり掴みましょう

 

荷物についてですが、肩掛けタイプなど

であれば、運転手とあなたの間に押し

込むようにしまってください。

 

バックパックのような大きな背負い

リュックではそのようにはいきません

ので、そのまま乗ることになりますが、

急制動・急発進で大きく体を後ろへ

持って行かれるので注意しましょう。

 

目的地かなと思っても、容易に両手を

バーから離さないようにしてください。

 

あなた自身が目的地を知っていても、

バイクタクシーが知っているとは限り

ません。

 

目的地付近であるにもかかわらず、

もう少し先だと勘違いしていきなり

走り出すこともあります。

 

運転手が「ヒア(ここだよ)」などと

こちら側に話しかけてくるか、自分で

降りる意思表示をして相互に下車する

理解が通じた上で降りましょう。

 

なお、降りる意思表示は以下の英語で

可能です。

 

イッツオーケー、アイムヒアー

It'OK,I'm here.

(オーケー、ここだ)

 

バイクの音や外部の騒音などで聞こえ

ないこともあるので、運転手の肩を

叩きながら言うのがいいでしょう。

 

バイクは、体が外にむき出しになって

おり、シートベルトや命綱が存在しない

ので、あなたの乗り方によってしか

安全は守れません。

 

バイクを降りるまで、油断せずに乗って

くださいね。

 

 

怖かったらすぐに降りること!

 

バイクタクシーに慣れた私でも、ときには

すさまじい運転手にあたり、目的地到着前に

降りることもあります。

 

ヤバいと思ったらすぐに降りる意思を

伝えてください。

 

肩を叩きながら以下のように言えば

伝わります。

 

イッツ ラフ!アイ ゲット オフ!!

It's rough! I get off!!

(運転荒すぎ!降りる!!)

 

走ったばかりだとしても、20バーツ程度

要求されることがあります。

 

つっぱねてもいいのですが、運転が荒い場合

気性も荒いことがあります。

 

相手の表情を見て、ピリピリしている

ようだったら20バーツ程度渡して離れ

ましょう。

 

20バーツはわずか60円です。

 

そんな額を惜しむあまり、殴りかかられ

でもしたら損です。

 

オレンジジャケットはしっかりした

組織だし、荒くても事故は起こさない

だろうなどと思わないようにしてください。

 

たまに事故ってます。

 

また、現地では通常の運転だとしても、

自分には怖すぎて無理だと思った場合も

遠慮なく止めて降りましょう。

 

1回だけだから我慢しようなどと考え

とんでもないことにならないように

してくださいね。

 

 

現在地を常に把握する

 

バイクタクシーの運転手が勘違いをして

別の場所に行くかもしれません。

 

(ほとんどないですが)お金持ち観光客を

狙った強盗をたくらんでいるかもしれません。

 

そのため、移動中も常に自分の現在地を

把握しておくといいでしょう。

 

もしフリーSIMで現地のネットが使える

状況にあるのであれば、google mapで。

 

そして、ネットに繋がらない場合は

事前に「maps me」というアプリを

インストールしておいてください。

 

どちらのアプリも、リアルタイムで

現在地を把握できますし、出発地点から

目的地までの道筋も表示されます。

 

もちろん、バイクタクシーしか知らない

空いている道などの近道を通ることも

あるため、必ずしもアプリに表示される

最短路を通るとは限りませんが、大きく

道を外れる(そもそも方角が違うなど)

があった場合には、肩を叩いて違う方向で

あることをアピールしましょう。

 

 

犯罪に巻き込まれないために

 

タイは非常に治安のよい国ではあります

が、極まれに観光客を狙ったタクシー

運転手による強盗事件が発生している

ようです。

 

これを避けるには、前述のgrab taxiを

使うか、オレンジのジャケットを着て

いるバイクタクシーを使いましょう

 

オレンジジャケットは公的に認められた

バイクタクシーですので、彼らが問題を

起こすことは(ほぼ)ありません。

 

 

高額紙幣で支払わないこと

 

日本の最高額紙幣である1万円札を

両替すると、1000バーツが3枚来たり

します。

 

しかし、その1000バーツ紙幣をそのまま

バイクタクシーに支払うのはやめましょう

 

彼らはそのような大金に対するお釣りを

持ち合わせていないことがあります。

 

せめて100バーツ単位で用意することを

おすすめします。

 

どうしても用意できないときは、周囲を

見渡せばかならずコンビニがあります

ので、そこで飲み物とお菓子でも買って

ください。

 

10バーツの水を1本買っただけで1000

バーツ紙幣を使うとさすがにいい顔を

されませんので、ついでにお菓子か

アイスでも買うといいと思います。

 

なお、タイのコンビニのお菓子は

5バーツ、10バーツ、15バーツ程度が

相場です。

 

アイスも10バーツ、15バーツ程度の

ものがあります。

 

個人的にオススメなのは、日本でも

一部で大人気のハリボーです。

 

30gの小袋がなんと驚きの10バーツ。

 

日本円にして約30円です。

 

それ以外にも、安くて美味しいお菓子が

たくさん並んでいますので、いろいろ

試してみてください。

 

 

実際の乗車風景

 

これは私が実際にバイタクに乗った際の

動画です。

 

 

 

Asok駅のterminal21から、5kmほど

離れたアニマルカフェまでの様子です。

 

関連:バンコクでサーバルキャットと握手!

 

 

 

現地民の乗車技術

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実際にバイクタクシーに乗ってみると、

現地の若者たちもたくさん二人乗りで

走っていることがわかります。

 

驚くのは、まだ十代のように見える

少年少女が、後部座席で両手でスマホを

弄っていたりすることです。

 

運転も決して安全とは言えませんが、

なぜか両手をバーに掴まらずに普通に

乗っています。

 

しかも、信号待ちならまだしも

停止から急発進、そして車の擦り抜け中

ですらスマホから手と目を離しません。

 

現地で仲良くなったタイ人にどうやって

乗っているのか聞いてみましたが、

答えは「特に変わったことはしていない」

とのことでした。

 

「慣れ」なのかもしれませんね。

 

なお、慣れたとしても我々日本人は真似を

しないほうが無難です。

 

道がデコボコしていますので、いつ何時

体が宙に浮くかわかりません。

 

仮に走行中にバイクから転がり落ちたら・・・

 

その先は想像するだけで恐ろしいですよね。

 

 

実際に走ってみた

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私は、基本的にはバスと電車を利用

していますが、急ぐときや公共機関の

停車駅が近くにない場合などは、専ら

バイクタクシーを利用しています。

 

タクシーは倍近くしますので、雨が

降っているときか、連れがいるとき

くらいしか利用しません。

 

 

BTSプロンポン駅からサミティベート・スクンビット病院

 

日本語の使える医師や、日本人語で

症状を伝えることができる日本人専門の

受付カウンターなど、日本人のための

病院であるサミティベート・スクンビット病院。

 

風邪を引いたときに、BTSプロンポン駅

からバイクタクシーを使いました。

 

オレンジジャケットの兄さんが最初に

提示した額は40バーツ

 

grab taxiでも近い値段だったので

そのまま乗りました。

 

バイクタクシーの運ちゃんが、

「具合悪いのか?大丈夫大丈夫、俺が

連れてってやる」

と言ってくれたのがすごく嬉しかったです。

 

いつものバイクタクシーの売り込み文句

ではありますが、体が弱っているときに

言われるとちょっと涙が出てきますね。

 

そのうれしさもあって、50バーツ紙幣で

おつりをチップとして渡しました。

 

移動時間は約5分程度、距離にして約1.7km

でした。

 

 

MRTスクンビット駅からアニマルカフェ

 

サーバルキャットやカラカルという

日本では動物園でしか会うことのできない

稀少な動物とじゃれあえるネコカフェ。

 

・・・ネコ?

 

バンコク内ではありますが、駅が近くに

ないためにバイクタクシーで移動しました。

 

日本人男性にはお馴染みのスクンビット駅

からSathupradit19のアニマルカフェへ。

 

移動時間は約13分、距離にして6.3km

 

ターミナル21前のオレンジジャケットの

お兄ちゃんたちは場所がわからなかった

らしく、結構高めの150バーツを提示。

 

値段交渉をしましたが、彼らは場所が

正確に把握できない場所については

あまり交渉に応じてくれません。

 

ちなみに、grab taxiを使えば70バーツ

で行けます。

 

 

最後に

 

タイのバイクタシクーについて、実際の

使用感を含めてまとめてみましたが

いかがでしたでしょうか。

 

タイの車は非常に運転が荒いため、

自分が国際免許で運転するには少し

勇気がいりますが、この道ウン十年の

バイクタクシーなら自分で運転する

よりは多少安全です。

 

ぜひみなさんもタイに行ったらためして

みてください!

 

一度使ったらもうタクシーには戻れない

くらいやみつきになりますよ!

 

 

 

-タイ

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